研究課題/領域番号 |
20791786
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 長野県看護大学 |
研究代表者 |
御子柴 裕子 長野県看護大学, 看護学部, 講師 (00315847)
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研究協力者 |
多賀谷 昭 長野県看護大学, 看護学部, 教授
内田 雅代 長野県看護大学, 看護学部, 教授
宮越 幸代 長野県看護大学, 看護学部, 准教授
中畑 千夏子 長野県看護大学, 看護学部, 助教
AIAVAO Fulisia Pita-uo National University of Samoa, Faculty of Nursing and Health Science, Dean
HOPE Eseta National University of Samoa, Faculty of Applied Science, Dean
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 小学生 / ライフスタイル / 肥満 / 小児生活習慣病 / 内臓脂肪型肥満 / 腹部脂肪分布 / 腹部超音波検査 / 児童 / 小学校 / 腹部脂肪 / アクションリサーチ / 健康教育 / サモア |
研究概要 |
小学生の生活習慣が体格や健康状態に及ぼす影響を明らかにした上で、健康的な生活習慣を獲得し、肥満や生活習慣病を予防するための学校教育のあり方について検討した。A市立小学校に在籍する5・6年生全672人中同意が得られた563人を対象に、食生活、身体活動、睡眠等に関する質問紙調査と、身長、体重、腹囲、臀囲、血圧、腹部脂肪分布の測定を行い、各項目間の関連について分析した。その結果、朝食欠食、起床・就寝時間が遅い、友人と比べて食べる量が多い、食べる速さが速い、運動時間が短い、ゲームやTVの時間が長い者ほどBMI、腹囲、臀囲、血圧、腹壁皮下脂肪厚の値が大きい傾向がみられ、適量を規則正しく食べ、よく体を動かし、早寝早起きをするという成長期の子どもにとって当たり前で必要不可欠な基本的な生活習慣が乱れることで、肥満や小児生活習慣病のリスクが高まることが示唆された。早期からの健康的な生活習慣の確立を目指した教育を、子どものみならず家庭をも巻き込んで推進することが必要である。
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