研究課題
若手研究(スタートアップ)
3高等学校1年生の548名を対象に喫煙防止教育の実施および自記式質問紙調査での評価を行った。教育の効果の分析は、生徒を事前調査時点の喫煙行動および将来の喫煙意思の結果から低・中・高リスク群の3群に分類し教育前後で比較検討した。結果、リスク状況に関わらず、喫煙に関する知識にはポピュレーションアプローチが、禁煙勧奨意欲にはリスク別アプローチが有効だった。一方、高リスク群では加えてリスク別アプローチを行うことで将来の喫煙意思、喫煙行動や禁煙への関心などの項目でより効果が得られる傾向だった。
すべて 2010 2008
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件)
日本公衆衛生雑誌 57(5)
ページ: 366-380
10026598065