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小児糖尿病におけるレプチンの顎骨骨代謝調整作用の解明:骨形態計測および遺伝子解析

研究課題

研究課題/領域番号 20890204
研究種目

若手研究(スタートアップ)

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児系歯学
研究機関九州歯科大学

研究代表者

藤田 優子  九州歯科大学, 歯学部, 助教 (90514670)

藤田 優子 (2009)  九州歯科大学, 歯学部, 助教 (90415670)

研究期間 (年度) 2008 – 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
3,224千円 (直接経費: 2,480千円、間接経費: 744千円)
2009年度: 1,508千円 (直接経費: 1,160千円、間接経費: 348千円)
2008年度: 1,716千円 (直接経費: 1,320千円、間接経費: 396千円)
キーワードレプチン / 骨代謝 / 肥満 / 骨粗鬆症 / アディポネクチン / 糖尿病 / 骨密度 / メタボリック症候群
研究概要

わが国における脂質の摂取量は食生活の欧米化とともに増加傾向を示し、現在学童期の小児の約1割が肥満であるといわれている。しかし小児期の肥満と骨量、さらに脂肪細胞が分泌するアディポサイトカインと骨代謝に関する研究は非常に少ない。そこで本研究ではまず、高脂肪食肥満マウスを用いて経時的にサンプリングを行い、血清レプチン、アディポネクチン、骨長、骨密度、骨断面積測定、非侵襲的骨強度解析、3DマイクロCTによる骨梁構造の解析、HE染色標本による脂肪細胞の観察および組織形態計測を行った。高脂肪食摂取における肥満は早期に骨粗鬆症が惹起された。骨内部では、海綿骨における脂肪細胞の浸潤性が増すことによって骨密度が低下し、その後皮質骨密度が低下することが明らかとなった。また、すべてのマウスにおける血清レプチンと海綿骨密度には負の相関性が、皮質骨密度では正の相関性がみられた。一方、血清アディポネクチンと皮質骨密度には正の相関性がみられた。血清レプチンおよびアディポネクチンの作用機序は海綿骨と皮質骨で異なることが示唆された。

報告書

(3件)
  • 2009 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2008 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 小児期の肥満が骨の成長発育に与える影響-血清レプチン、アディポネクチン濃度と骨密度の関連-2010

    • 著者名/発表者名
      藤田優子、渡辺幸嗣、牧憲司
    • 学会等名
      第48回日本小児歯科学会大会
    • 発表場所
      名古屋
    • 年月日
      2010-05-30
    • 関連する報告書
      2009 研究成果報告書
  • [学会発表] 高脂肪食肥満マウスにおける骨密度とレプチンおよびアディポネクチンとの関連2010

    • 著者名/発表者名
      藤田優子、牧憲司
    • 学会等名
      第70回九州歯科学会
    • 発表場所
      北九州
    • 年月日
      2010-05-23
    • 関連する報告書
      2009 研究成果報告書

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公開日: 2008-04-01   更新日: 2016-04-21  

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