研究課題
若手研究(スタートアップ)
フレンド細胞はマウス赤白血病の細胞株であり,HMBAにより赤芽球系細胞に分化する。今回私たちは分化誘導とSPHK1発現量との関連について転写レベルでの機序の解明を目指して研究を行った。分化誘導抵抗性株では分化誘導後もSPHK1発現量は高く維持されており,さらに造血系特異的遺伝子の転写調節に関わるMybの発現量も高いことが確認された。赤白血病の分化誘導におけるSPHK1発現量の調節にはMybが関与していることが強く示唆された。
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