研究課題/領域番号 |
20H01580
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08010:社会学関連
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
松田 美佐 中央大学, 文学部, 教授 (30292783)
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研究分担者 |
浅野 智彦 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (00262220)
辻 泉 中央大学, 文学部, 教授 (00368846)
辻 大介 大阪大学, 大学院人間科学研究科, 准教授 (50292785)
土橋 臣吾 法政大学, 社会学部, 准教授 (50350236)
岩田 考 桃山学院大学, 社会学部, 教授 (60441101)
羽渕 一代 弘前大学, 人文社会科学部, 教授 (70333474)
石井 健一 文教大学, 情報学部, 教授 (90193250)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2022年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2021年度: 11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
2020年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | モバイルメディア / 移動 / 対人ネットワーク / インターネット / スマートフォン |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、スマートフォン普及以降のモバイルメディアの利用実態を実証的に明らかにした上で、そこに至るまでの過去20年間のモバイル化の深化プロセスを総合的に解明することである。 移動性の拡大を社会構造の転換という次元で捉える「移動の社会学」を理論的背景に、3つの調査(①全国質問紙調査およびその経年比較分析、②国内大都市と地方都市における多様な個人生活史調査、③複数の国外の都市における先端利用者調査)を行うことで、モバイル化・情報化・グローバル化などの進展による人間関係や社会の変容を実証的に把握し、今後の社会を展望することを目的とする
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研究成果の概要 |
本研究は、全国での質問紙調査によって2021年時点でのモバイルメディアの利用実態を捉える同時に、2001年、2011年におこなった調査との比較を通じて、利用者の行動や意識の変化、および社会のモバイル化の進展を把握することを目的としたものである。モバイルメディア利用の多様性を時間軸の上にも位置付けるライフヒストリー調査を併用することで、モバイルメディアが前提となった人間関係や日常生活、社会の特徴を、過去20年の変化過程とともに明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、2001年、2011年におこなった全国規模の社会調査と比較可能な形で2021年のモバイルメディアの利用実態を明らかにした点にある。情報行動一般を対象としたものはあるものの、モバイルメディアに焦点をあてた経年比較可能な調査は、本研究以外に存在せず、20年間に進んだモバイルメディアの普及とそれによる人間関係や日常生活、社会の変容を考察し、モバイルメディアを前提とする社会のこれからを構想する上で、本研究で得られたデータや知見は広く社会的な意義をもつ。
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