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セロトニン-オキシトシン相互作用の多角的検討:自閉症中核症状の治療シーズ創出

研究課題

研究課題/領域番号 20H03601
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分52030:精神神経科学関連
研究機関埼玉医科大学 (2021-2022)
浜松医科大学 (2020)

研究代表者

桑原 斉  埼玉医科大学, 医学部, 教授 (50456117)

研究分担者 横倉 正倫  浜松医科大学, 医学部, 助教 (00529399)
間賀田 泰寛  浜松医科大学, 光尖端医学教育研究センター, 教授 (20209399)
尾内 康臣  浜松医科大学, 光尖端医学教育研究センター, 教授 (40436978)
亀野 陽亮  浜松医科大学, 医学部, 助教 (40537255)
山末 英典  浜松医科大学, 医学部, 教授 (80436493)
和久田 智靖  浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (80444355)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2022年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2021年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2020年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
キーワード自閉スペクトラム症 / セロトニン / PET / オキシトシン / セロトニン1B受容体 / 5HT1B受容体
研究開始時の研究の概要

本研究では、ヒトASD当事者を対象にオキシトシン投与後のセロトニン1B受容体機能を頭部PETで解析する。またセロトニン系の変化を系統的に検討するために、PET測定と同時に血液検体を収集しトリプトファン代謝物濃度を網羅的に解析し、既に終了した臨床試験で収集したASD当事者101例の血液検体で追試する。これらによって、セロトニン-オキシトシン相互作用とASD中核症状改善の関連を明らかにし、MRI測定を含む多角的な生理情報からASD中核症状に対する新たな治療シーズの創出を図ることをねらいとしている。

研究成果の概要

本研究では最終的にASD当事者20名(24.9±6.9歳)、定型発達者21名28.5±7.7歳)に対してMRI検査(MRSによるGABAやグルタミン酸の測定と、rsfMRIによる機能的結合性の測定)、PET検査([11C]AZ10419369によるセロトニン1B受容体と[11C]UCB-Jによるシナプス密度の測定)、血液検体のデータが取得された。研究目的に対する必要症例数を推定するためにASD当事者15名(平均年齢24.2±6.3歳)と定型発達者14名(平均年齢25.4±6.9歳)に対して検定力80%、両側有意水準5%で必要症例数を推定したところ94名が必要と算出された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究を通してMRI撮像体制に加えて、国内で使用報告が無い[11C]AZ10419369と[11C]UCB-JのPET撮像の方法や体制が構築できた。更に被験者のリクルート体制も構築できたことから、近くCOVID-19の感染状況の落ち着きも見通せることで今まで感染を危惧して参加を躊躇していた対象者の参加も見込めるので、本研究の成果を基にして、更なる競争的研究資金を獲得して被験者リクルートの速度を速めることで本研究の目的を遂行する素地ができたと考えられる。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実績報告書
  • 2020 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] エビデンスにもとづく児童精神科診療2022

    • 著者名/発表者名
      桑原斉
    • 学会等名
      第63回日本児童青年精神医学会総会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 招待講演

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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