研究課題/領域番号 |
20K02574
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09020:教育社会学関連
|
研究機関 | 名古屋女子大学 (2022) 中部学院大学 (2020-2021) |
研究代表者 |
粕谷 恵美子 名古屋女子大学, 健康科学部, 教授 (20522775)
|
研究分担者 |
飯盛 茂子 名古屋女子大学, 健康科学部, 教授 (90310599)
柴 裕子 中部学院大学, 看護リハビリテーション学部, 講師 (20597950)
林 久美子 中部学院大学, 看護リハビリテーション学部, 講師 (30795745)
堀口 久子 椙山女学園大学, 看護学部, 助手 (00829963)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
|
キーワード | 介護支援専門員 / 看取り / 実務研修 / 連携 / 終末期 / 医療者 / 在宅 / 看取り期の時期 / 看取り期の観察 / 実務経験 |
研究開始時の研究の概要 |
在宅での看取りを行う上で,訪問看護師と介護支援専門員(以下:CM)が患者に関わり医療面,介護面を連携し支援していくことが必要である。CMが役割を遂行するためには、死と向き合い終焉の段階を知るなど、看取りの経験知が必要であり、現場における実務研修が実施されることが必要である。そこで、CMの看取りの実態、どのようなケアプランを作成しているのか、医療職と連携を図るうえで何を見直していけばよいかなどを調査し、実務研修教育プログラムを作成する。本研究は、在宅看護・介護に求められる看取りへの援助にCMとしての役割意識の向上と、CMが看取りの経験知を得る機会となりCMとしての専門性を見いだすことに貢献する。
|
研究成果の概要 |
在宅療養者はケアマネジャー(CM)によりサービスプランが提供されることが多い。現在、がん末期などで在宅看取りの療養者が増加傾向である。2019年の調査結果より、このような対象者へのCMの医療関係者との連携課題が明らかになった。その課題は対象者の身体変化の状況把握が困難で、病期における療養サービスが適切に提供できていないというものであった。そのため、CMに対する実務研修(看取り期療養者への医療関係者との同行訪問)の提案を考えた。研修内容の要望としては病期における経過、急変時の対応、家族への配慮、医師との意見交換などであった。これまでの成果を総括し、訪問看護師との実習プログラムを立案した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
介護支援専門員(以下CM)の医療職との連携を踏まえたCMの看取りの実務研修教育プログラムの立案は、地域包括ケアシステムを遂行していく課程で、対象者が可能な限り住み慣れた地域で生活を継続することができるよう医療と介護の連携,医療と介護の提供体制を一体的に整備するため、CMが、在宅医療と、介護保険を利用している利用者へのケアプラン作成には、患者の状態を収集し家族との関係や、思いも含めアセスメントしていく能力が育成され、CMとして医療面ではなく、介護面での支援ができるようになる実務研修プログラムの立案は在宅における看取りに意義がある。
|