研究課題/領域番号 |
20K02982
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
BYSOUTH DON 関西大学, 国際教育センター, 研究員 (20603129)
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研究分担者 |
山本 敏幸 関西国際大学, 社会学部, 教授 (50367439)
中西 英之 近畿大学, 情報学部, 教授 (70335206)
池田 佳子 関西大学, 国際部, 教授 (90447847)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | オンラインプログラム / 行為のアフォーダンス / 多人数対話学習 / 社会的存在性 / 相互行為性 / 社会存在性 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、非同期の学習教材提供を主軸とするeラーニングや、自習を前提とする反転学習のオンライン教育などではなく、複数の学習者が同期型で参加し、共修・協働学習を行うバーチャル交流型の新しい教育手法(Virtual Exchange)を取り上げ、より学習者の参加度や学習意欲を向上させる教育設計を考案する。文理融合の連携体制の下、インターネットインターフェース上の工夫も加え、学習者間のソーシャルプレゼンス(互いの社会的存在性)が向上し、結果、学習者集団としての共同体構築が進む。このような教育環境デザインで行う協働学習の効果を、本研究では実証的に調査し、その成果を新しい教育モデルの提案へと実装する。
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研究実績の概要 |
本研究は、非同期の学習教材提供を主軸とするeラーニングや、自習を前提とする反転学習のオンライン教育などではなく、複数の学習者が同期型で参加し、共修・協働学習を行うバーチャル交流型の新しい教育手法(Virtual Exchange)を取り上げ、より学習者の参加度や学習意欲を向上させる教育設計を考案するものである。
本研究は、一方向・非同期の学習教材提供を主軸とするeラーニングや、自習を前提とする反転学習のオンライン教育などではなく、複数の学習者が同期型で参加し、共修・協働学習を行うバーチャル交流型の新しい教育手法(Virtual Exchange)を取り上げ、より学習者の参加度や学習意欲を向上させる教育設計を考案する。2022年度は、共修・協働学習を行うスペースとして、メタバースを活用した学習活動の設計を行った。
参加者間のソーシャルプレゼンス(社会的存在性)に着目し、実際のVirtual Exchange実践の談話データを分析し考察を進めた。解を求めた問いは「既存のウェブ会議ツールを用いたオンライン環境下で、学習者はどのような相互行為のアフォーダンス(行為の可能)があるのか、また逆にどんな制限があるのか」であった。メタバース上で展開した学生間の交流は、Web会議ツール(ZOOMなど)を用いた時よりも能動的な交流が展開し、複数の参加者らが、対面の会話のような空間使いを応用し相互行為を行う様子が観察できた。分析成果は、今年度の国際学会(スペインとタイ)にて発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
メタバース上の学生交流プログラムを設置する上で、学内の了承を取り付ける過程で時間を要したため、2022年度中に分析結果を論文として刊行する時間が不足することになった。2023年度にこの残りの作業を完成したい。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度に、分析結果を取りまとめた論文を刊行し、国内の学会において成果発表と波及活動を遂行する。また、今後さらに拡充した研究計画のベースとして本研究を生かすため、共同研究者と打合せを行う。
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