研究課題/領域番号 |
20K03147
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
山田 貴志 香川大学, 教育学部, 教授 (10321506)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ヒューマンインタフェース / コミュニケーション / リハビリテーション / 顔色 |
研究開始時の研究の概要 |
少子高齢化に伴い労働力の確保や医療費の抑制が社会課題になっている。本研究では、ロボットの遠隔操作による在宅リハビリテーション支援システムのプロトタイプの開発を通して、生体情報とノンバーバル情報(表情・顔色・力覚)の伝送、顔色の取り扱い方などの運用上の問題点を洗い出し、対人親和性の高いヒューマンインタフェース設計を検討するものである。
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研究成果の概要 |
本研究では、これまでに開発してきたバーチャル顔画像を用いた動的顔色と表情の合成的解析システム及び新たに開発した乳幼児の心を探る握力計測システムとダンベル・握力計付グリップを有する上肢外骨型ロボットシステムの研究開発・展開している。また、これらのシステムを有機的に結合した遠隔リハビリテーションにおける情動ストレス下での動的顔色と表情を合成的に解析できるシステムのプロトタイプを構築するとともに、本システムの性能評価を行っている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
リハビリテーションにおいて、医師・理学療法士には、患者の顔色、表情、姿勢などの様子を観察するだけでなく、緊張をほぐしながら、患者が話しやすい雰囲気づくりに努めることが求められている。本研究は、ロボットの遠隔操作による在宅でのリハビリテーションを想定して、医師・理学療法士と患者・患者を看護する人のコミュニケーションの場づくりを支援したり、解析したりすることが可能なヒューマンインタフェース設計に着目した萌芽的研究である。
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