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教員志望文系学生を対象としたプログラミング教育カリキュラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K03175
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09070:教育工学関連
研究機関富山大学

研究代表者

黒田 卓  富山大学, 学術研究部教育学系, 教授 (80262468)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワードプログラミング教育 / カリキュラム開発 / 教員志望文系学生 / 総合的な学び / SonicPi / Sonic Pi
研究開始時の研究の概要

本研究では、プログラミング教育の目的を改めて見直し、その実施・展開の中心となるはずである教員養成系の文系学生に対し、敷居を低くした取り組みやすい、しかしながら内容的には必要な事項を網羅したカリキュラムを開発し、これらの実践を通して、授業でそのまま利用できる教材の作成を行う。
プログラミング言語には、英ケンブリッジ大のSamAaron氏が開発したサウンドプログラミング言語Sonic Piを用いる。

研究成果の概要

本研究では、Sonic Piというプログラミング言語を用いて、小学校の教員を目指す学生を対象とした、音楽の楽典とプログラミングを同時に学べる教材を開発した。
音楽の楽譜は、コンピュータプログラムと同様に時系列的な指示が表現されたものである。この共通性を利用して、音楽の楽典とプログラミングを同時に学ぶことが可能となる。コンピュータの基本的な処理構造である「順次処理」、「反復」、「条件分岐」は、楽譜では、「小節」や記譜方法、「リピート(反復)記号」、「1番かっこや2番かっこ」で表記される。これらを実際に行いながら学習できる教材を作成した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、プログラミングを用いて音楽を演奏することを通して、文系の学生でも取り組みやすい、教員養成におけるプログラミング教育カリキュラムおよび、小・中・高等学校のプログラミングの授業でそのまま利用できる教材の開発を行った。音楽の学習はこれまで芸術的視点で行われていたが、特に楽譜は演奏の時系列的指示を表記したプログラムであると考えると、プログラミング言語の理解との共通性も高い。それを利用し、プログラミングを苦手とする教員志望の文系学生でも、音楽の学習として取り組みながら、プログラミング的思考の育成や、身近なものの動き等をプログラミング的に考えることができるようにすることができる。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 音楽でプログラミングを学ぼう

    • URL

      https://el18.edc.u-toyama.ac.jp

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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