研究課題/領域番号 |
20K04696
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22030:地盤工学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 |
研究代表者 |
高野 大樹 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, 港湾空港技術研究所, グループ長 (80626218)
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研究分担者 |
野々山 栄人 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群), システム工学群, 准教授 (00624842)
宮田 喜壽 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群), システム工学群, 教授 (20532790)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 改良土 / X線CT / ウレアーゼ / 地盤改良 / 微生物 / セメント改良土 / 劣化 / 固化処理土 / 粒状体 / 自己修復 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,改良土の長寿命化を目指し,内部破壊メカニズムを考慮した自己修復機能を有する改良土の補強方法の提案を行うことを目的とする.具体的には,改良土の内部構造のばらつきに着目し,不均質性がマクロな変形・破壊に寄与する影響因子の包括的評価を行う.さらに,改良土が有する破壊に対する弱点を効率的に克服かつそれを修復する機能を付与する補強手法を提案し,土構造物の長寿命化に資することを目的とする.
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研究実績の概要 |
本研究は,改良土の長寿命化を目指し,内部破壊メカニズムを考慮した自己修復機能を有する改良土の補強方法の提案を行うことを目的とする.当該年度で,改 良土の骨材,空隙の空間分布に代表される内部構造のばらつきに着目し,マイクロフォーカス型X線CTスキャナを用いて,不均質性がマクロな変形・破壊に寄与 する影響因子の包括的評価を行った.また、微生物(ウレアーゼ生成菌)の活動を利用して、炭酸カルシウムを再結晶化させ改良土内に生じた亀裂の修復を試みた。これより,一般的なセメント撹拌で地盤改良する際に,撹拌条件の違いにより改良土のミクロな内部構造に変化が生じるこ とが明らかとなった.また,微生物を活用した改良土の亀裂修復材の開発では、ウレアーゼ生成菌とカルシウムイオンを含む固化溶液を注入することで亀裂が再度閉塞し、修復することを確認した。これらの実験により亀裂修復に関する基礎的な知見を得た.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
改良土の撹拌条件による内部構造の発達を明らかにしたり,養生条件の違いによる劣化速度について検討し、微生物を活用した亀裂の修復方法を検討するなど、当該年度の目標としていた改良土の内部構造 の評価については十分な進展が見られた.
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今後の研究の推進方策 |
微生物による劣化抑制型地盤改良工法や現場への適用方法について更に検討を進めていく.
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