研究課題/領域番号 |
20K04766
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22060:土木環境システム関連
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研究機関 | 埼玉県環境科学国際センター |
研究代表者 |
鈴木 和将 埼玉県環境科学国際センター, 資源循環・廃棄物担当, 主任研究員 (70379824)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 廃棄物最終処分場 / 連成解析 / 数値シミュレーション / テストセル / PRB / 数値解析 / 間隙構造 / 数理モデリング |
研究開始時の研究の概要 |
埋立地内部では、異なる物理・化学プロセスが相互に影響し合い、複雑な様相を呈する。具体的な現象として、内部浸透水の移動と汚染物質の化学反応の連成、不飽和状態における自由界面問題、内部間隙構造を形成する廃棄物粒子と流体の構造連成などが挙げられる。本研究では、これら異なる現象の連成解析に適切な数値シミュレーション手法を構築していく。さらにそれらを統一的な視点から整理・解析することにより、最終的に現実の廃棄物問題に対応できる数理モデリングと内部複雑系の数理的理解を目指す。
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研究成果の概要 |
廃棄物最終処分場内部の複雑な現象を解明するため、本研究では、内部で起こるいくつかの連成現象に着目し、それらの解析に適切な数値シミュレーション手法を構築した。さらに、これら開発したプログラムをベースに、模擬処分場(テストセル)内部現象の数値シミュレーションへと展開した。このアプローチにより、パイロットスケールレベルの長期埋立現象を再現することができたことが本研究の成果である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の連成シミュレーション手法により、長期汚染物質動態シミュレーションの予測が可能となり、今後の廃棄物最終処分場の設計や維持管理に活用できることが期待される。
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