研究課題/領域番号 |
20K05038
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25030:防災工学関連
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研究機関 | 沖縄工業高等専門学校 |
研究代表者 |
バイティガ ザカリ 沖縄工業高等専門学校, メディア情報工学科, 准教授 (40462155)
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研究分担者 |
田中 省作 立命館大学, 文学部, 教授 (00325549)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 被突発型災害 / 非突発型災害 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,地震や竜巻と異なり,台風や津波のように多少は災害に備える時間がある災害において,被災者が自宅等で身動きがとれなくなり,救助隊を待つような状況を想定する.災害発生後,救助隊が被救助者を迅速かつ網羅的に捜索できないことは多い.そこで本研究は,従来の救助体制の問題点を克服する,近年の災害時の個別的な学術成果をロボット工学と情報学の観点で統合し,被救助者のいる場所を,より迅速かつ安全に発見する総合的なスキームを構築する.本スキームでは,被救助者は身近なもので構成できる救助サインを屋外に掲示する.被災範囲と都市情報,探索可能なドローン数と性能に基づき探索ルートを割り出し,各ドローンは探索する.
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研究成果の概要 |
本研究は災害発生時に迅速に被救助者を救助するために被救助者自身が救助要請のために屋外に掲げる救助サインの開発を目的しています。研究成果として各家庭でよく使われるものを画像修理で組み合わせた救助サイの認識を行なった。認識可能のデータ量は500~1000種類です。本研究の救助サイの特徴は偶然もしくは日常の場面では存在しないものである。この500~1000種類の組み合わせからさらに組み合わせすることもできました。一つの例としては、キャベツの上にオレンジを載せてそれをナイフで刺したや野菜大根とサツマイモの組み合わせ等。非常に成功かつ良い救助サインができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで災害発生時に使用した救助システムは前を持って指定した救助サインをもとに被救助者に利用させ救助要請をおこなったことが多かったです。この上記の救助システムの欠点は被救助者が身の回りの救助サインがないと救助要請もできなかったです。本研究は事前救助サインの指定がなく被救助者は身の回りにあるものを救助要請ができ、より高い精度の被救助システムが開発できた。これから、災害発生時に迅速に被救助者を救助することができる。
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