研究課題/領域番号 |
20K05049
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25030:防災工学関連
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研究機関 | 公立千歳科学技術大学 |
研究代表者 |
江口 真史 公立千歳科学技術大学, 理工学部, 教授 (40232946)
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研究分担者 |
木村 秀明 中部大学, 工学部, 教授 (10862302)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 社会インフラ管理 / IoTセンサ / 光ファイバケーブル / 自然災害 / 災害復旧 / 災害状況 / 光ファイバセンサ / 電柱倒壊 / 数値シミュレーション / 光ファイバ / POF / 社会インフラ情報 / バーストデータ利用技術 / 倒壊・損傷情報 |
研究開始時の研究の概要 |
現在、頻発する台風・地震等の災害時における緊急車両等の通行判断に向け、通行障害となる電柱等社会インフラの倒壊情報をリアルタイム・高精度に取得する技術が求められている。 本研究では、既存のFTTHシステム、IoTセンサ情報に加え、送受信モジュールの低消費電力化およびAIを含めた信号処理技術を利用することで、非常時・停電時においても社会インフラの状況をリアルタイムで把握可能な基本技術を確立する。
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研究成果の概要 |
本研究では、近年頻発する台風・地震等の災害時における電柱等社会インフラの倒壊情報をリアルタイムに取得する技術の開発を目的として、必要な要素技術の検討・開発、システム化の検討を行った。具体的には、IoTセンサ型の場合に対しては、有効なセンサの検証・選定、および多機能IoTセンサデバイスの試作・動作検証、および振動伝搬数値シミュレーションなどを行った。光ファイバ型の場合に対しては、POF伝搬光の性質の把握し、およびPOF伝送で必要となるPOFスターカプラ設計のための基礎的知見を得るために数値シミュレーションを行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年頻発する自然災害時における電柱等社会インフラの倒壊情報をリアルタイムに取得する技術の開発を目指した要素技術の検討を行った。本研究成果は、電柱の挙動が各種センサの応答をもとに詳細に分析されている点、 およびPOF伝搬光の変動が明らかにされている点に学術的意義がある。また、できるだけ既存技術の組み合わせで多機能IoTセンサデバイスを低コストで実現できる可能性を示した点に社会的意義がある。
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