研究課題/領域番号 |
20K05745
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分37030:ケミカルバイオロジー関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
神谷 由紀子 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (00527947)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 核酸医薬 / nucleic acid drug / anti-miRNA / miRNA / siRNA / RNAi / RISC / 可視化解析 / アンチセンス核酸 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、非環状型人工核酸からなるsiRNAおよびAMOの活性発現機構を明らかにすることを目的としている。その一環として、siRNAやAMOの活性複合体を捉えるために、AMO-miRISCおよびsiRISC-mRMA複合体を検出する手法を開発し、細胞内可視化解析を実施する。
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研究成果の概要 |
siRNAやアンチセンス核酸は、疾患に関連するRNAを阻害する核酸医薬として期待されている。本研究は申請者らが開発した非環状型人工核酸を活用したsiRNAや抗miRNA核酸の活性発現機構を細胞内可視化解析によって解明すること目的とした。これらの機能性核酸の活性体として予想されるRISCとの複合体を検出する手法として、目的とする複合体を形成した時にのみRCA増幅によるシグナルの増大やFRET検出が可能となるような設計開発を実施した。その結果、活性複合体の細胞内検出を初めて達成することができた。得られた成果により、機能性核酸の作用機序を提唱することができた。本成果は現在論文投稿中である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発された手法や細胞生物学的知見は、核酸医薬の作用機序の解明に貢献すると期待される。また、得られた知見を活用することで、より効果的で安全なsiRNAや抗miR核酸の開発に貢献すると期待される。
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