研究課題/領域番号 |
20K08159
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
|
研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
近藤 園子 香川大学, 医学部, 助教 (70437680)
|
研究分担者 |
荻原 享 大阪医科薬科大学, 医学部, 功労教授 (00211128)
安田 真之 香川大学, 医学部附属病院, 准教授 (00380155)
中村 信嗣 香川大学, 医学部附属病院, 助教 (30437686)
日下 隆 香川大学, 医学部, 教授 (50274288)
山岡 繁夫 大阪医科薬科大学, 医学部, 助教 (90434779)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 新生仔豚 / 低酸素虚血 / 水素ガス / 早産児肺障害 / 新生児ラット / 虚血再灌流肺障害 |
研究開始時の研究の概要 |
bleomycin肺障害ラットモデルを用いて、bleomycin投与中の水素吸入による肺障害軽減効果を検証する(1~3)。 1. 14日間の非水素(21%酸素)吸入群と水素吸入(21%酸素+2.7%水素)群で、肺重量/体重率、肺胞構造変化、肺血管変化(肺高血圧)を病理組織・免疫組織学的評価を用いて比較する。 2. 日齢0~6の出生後前半7日間に非水素吸入群と水素吸入群で上記と同様の解析を行い、水素吸入の14日間と7日間吸入で、肺障害軽減効果の違いを調べる。 3. 日齢7~13の出生後後半7日間に21%酸素吸入群と21%酸素+2.7%水素ガス吸入群で上記と同様の解析を行う。
|
研究実績の概要 |
本年度は、新生児仔豚を用いて、低酸素虚血後の心臓と肺への水素ガス吸入の障害軽減効果を調べた。右心拍出量増加と肺好中球増加を水素ガスでは認めたが、これらは肺血管抵抗低下に伴う肺血流増加を反映した結果であることが推察された。 また、早産児ラットモデルについては、水素ガスボックスの作成を行い、コントロール群の肺の還流後、肺の広がりが保持できているかを確認し、現在の還流固定方法で肺の広がりは良いことを確認した。
|