研究課題
基盤研究(C)
骨髄間葉系幹細胞(MSC)は造血幹細胞に特異的な微小環境を形成し、造血幹細胞の機能維持・増殖に重要だが、体外での維持が困難だった。申請者らが開発した体外で培養・増殖可能なrevitalized MSCを用いて、様々な原因で障害された骨髄微小環境に対して、revitalized MSCを移植し人工的に骨髄微小環境を再形成することで、生着を可能にさせることを目指す。さらにrevitalized MSCをハイドロキシアパタイト人工骨内もしくはスポンジ構造に植え付け増殖させることで人工的な骨髄微小環境を作り、これを人工臓器のように移植して通常の骨髄とは別に新たな骨髄を作ることを目指すものである。