研究課題/領域番号 |
20K08924
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
井上 幹大 三重大学, 医学系研究科, リサーチアソシエイト (30422835)
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研究分担者 |
小池 勇樹 三重大学, 医学部附属病院, 講師 (10555551)
内田 恵一 三重大学, 医学系研究科, リサーチアソシエイト (30293781)
松下 航平 三重大学, 医学系研究科, 助教 (70750777)
溝口 明 三重大学, 医学系研究科, 産学官連携講座教授 (90181916)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 胆道閉鎖症 / 多光子レーザー顕微鏡 / 生体蛍光染色 / 新規生体蛍光観察手法 / 二光子レーザー顕微鏡 / クルクミン / 生体蛍光観察 / 葛西手術 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、組織深部が観察可能な二光子レーザー顕微鏡により、胆道閉鎖症に対する葛西手術の際に切除した索状胆管の肝門部側断端から深部にかけて、開口している微小胆管を胆管の口径変化を含めて正確に評価できるかを検討するものである。この研究により、将来的に術中に切離断端から肝側の微小胆管の口径変化を確認することで、最適な切離レベルを決定するテーラーメイド手術が可能となり、手術成績向上につながる可能性がある。
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研究成果の概要 |
組織深部が観察可能な多光子レーザー顕微鏡(Multi-photon laser scanning microscopy: TPLSM)の技術を利用することにより、肝門部胆管の切離レベルをテーラーメイド化することで、術後成績を向上させる可能性があるのではないかと考え本研究を開始した。今回、研究の第一段階として切除した索状胆管組織の肝門部側断端の観察を行い、その診断精度は術後の切除胆管のH&E病理組織と比較して、同等であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
胆道閉鎖症において葛西手術後に黄疸が消失し長期の自己肝生存を得られるかを左右する因子の1つに肝門部の胆管切離レベルにおける胆管の太さがあり、胆管の開存状況は個人差がある。また切除胆管の病理組織所見では、わずかな切離レベルの違いによって胆管の太さが異なる場合や、胆管が消失している場合がある。そこで、葛西手術の際、術中にリアルタイムで切離した胆管の肝臓側断端から深部の胆管径の評価をおこなうことができれば、必要に応じて追加切除することによって患者ごとに最適な切離レベルでの肝門部空腸吻合が可能となり、手術成績向上につながる可能性があるのではないかと考えた
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