研究課題/領域番号 |
20K08944
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
長屋 昌樹 明治大学, 研究・知財戦略機構(生田), 研究推進員 (90329300)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 糖尿病 / 膵島移植 / ブタ / 免疫不全 / 異種移植 / DPF / 膵ランゲルハンス島 / 免疫抑制剤 / SOP / 人工膵臓 / 膵ランゲルハンス島移植 / DPFブタ |
研究開始時の研究の概要 |
1型糖尿病 (以下、本症)患者に対する膵ランゲルハンス島 (以下、膵島)移植の実施例は増え続けているものの、 臓器不足 によりレシピエント候補の患者は移植の待機中に様々な合併症を発症し亡くなっている。臓器不足を解消する可能性の一つとして 「異種移植」 がある。一方で、ブタ-ヒト間における異種膵島移植の実現を目指す最低条件には、感染症法に基づく特定病原体が存在ないDesignated Pathogen- Free (DPF)ブタが必要で、本ブタから安全に、安定的に機能する膵島が確保され、適正に移植されなくてはならない。本申請ではDPFブタからヒトへの膵島移植の礎となる検証を行うものである。
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研究成果の概要 |
1型糖尿病(本症)患者に対する膵ランゲルハンス島 (膵島)移植療法の実施例は増え続けている一方、臓器不足 によりレシピエント候補の患者は移植の待機中に様々な合併症を発症し亡くなっている。臓器不足を解消する一つとして異種移植がある。2016年、我が国でも厚生労働省が移植用動物の作成法、異種の細胞や臓器のヒトへの移植等を定めた指針を改定し、異種移植はいよいよ準備段階にきた。ヒトへの異種膵島移植を目指すには、感染症法に基づく特定病原体が存在ないDesignated Pathogen- Freeブタの作出と飼育が必須である。本ブタから安定的に機能する膵島が確保され、適正に移植されなくてはならない。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
同種間ではもはや絶対的ドナー不足を改善させる方法はない。2016年、厚生労働省が改定した異種移植に関する指針により、我が国においても異種動物間移植が実施できる可能性が生まれた。ブタの膵島を用いたヒトへの移植の安全性に関するデータは蓄積され始めている。我が国で本症に対するブタの膵島移植を想定した場合、現在、国内においてはDPFブタを安定的に作出している施設はなく、またDPFブタのどの週齢の膵島を使用するかは、まだ世界中でも議論の中にあり結論に至っていない。本研究は全てを完遂してはいないが、現行までの成果も、我が国におけるブタを用いた異種移植治療の実現に寄与すると考えられる。
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