研究課題/領域番号 |
20K09141
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55030:心臓血管外科学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
赤井 隆文 東京大学, 医学部附属病院, 届出研究員 (70868900)
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研究分担者 |
大島 まり 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (40242127)
山本 創太 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (80293653)
高山 利夫 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (80802694)
保科 克行 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (90571761)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | Off the Job Training / training / surgeon / anastomosis / motion capture / 縫合 / 評価系 / Off the job training |
研究開始時の研究の概要 |
(A)いかなる施設でも実行 容易な簡便かつ安価なトレーニングシステムの構築 (B)同システムの質的評価(吻合における糸のバランス評価や模擬血管内治療におけるワイヤールートのシミュレーションなど) (C)3Dプリンターを用いた医療画像からの三次元血管構築とその臨床応用 (D)リープモ ーションを用いた術者の手の動きの評価と臨床応用 (E)手技の動画を収集し、ディープラ ーニングによって状況に応じた至適な動作を場面ごとに追求する、の5点を主な課題とした。
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研究成果の概要 |
外科医のトレーニングシステム構築のための様々な試みを行ってきた。一つは人工血管縫合において、その縫合成果を客観的に評価する方法である。次に血管内治療のトレーニングを作成し、カテーテルのトラックパスを習熟度の客観的指標とした。また手の3次元リアルタイムトラッキングが可能なモーションコントローラーであるLeap Motionを用いて縫合動作を客観的かつ定量的に検討した。 医学生から卒後15年以上の熟練者に至るまでリクルートした。上記それぞれにおいて、トレーニング時間に応じで急峻なラーニングカーブを描き、10時間で全くの素人であった医学生が血管外科専門医に迫るスコアを出すようになったことが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
外科医のトレーニングはどのようなものをどのくらいの時間行うべきか。その答えはいままでなかった。今回様々なトレーニング方法とその成果の客観的評価を示すことができた。現在心臓血管外科専門医認定機構によって義務とされているトレーニング時間は30時間であるが、多忙な外科医にとって過大な負荷となっている。今回の10時間での高い成果を考慮し、この時間を減らす説得力のある根拠となると考えている。
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