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徐放化抗がん剤と非金属脊椎インプラントを併用した新しい脊椎転移治療に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20K09505
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56020:整形外科学関連
研究機関神戸大学

研究代表者

角谷 賢一朗  神戸大学, 医学研究科, 特命准教授 (10533739)

研究分担者 豊田 紀章  兵庫県立大学, 工学研究科, 教授 (00382276)
張 鍾穎  神戸大学, 医学研究科, 医学研究員 (00824195)
由留部 崇  神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (10514648)
垣内 裕司  神戸大学, 医学部附属病院, 医員 (40849212)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード脊椎転移 / 徐放化抗癌剤 / 非金属脊椎インプラント / 徐放化抗がん剤 / 脊椎インプラント / 骨転移 / GCIB / 骨転移動物モデル
研究開始時の研究の概要

近年、がん患者の生命予後を延長し骨転移ともに生きる“がんサイバー”は急増している。脊椎転移は疼痛と神経麻痺症状を来すことから、がん診療の目標の一つであるQuality of life (QOL)の維持、向上に多大な影響を与え、脊椎転移の制御はがん集学的治療において、原発腫瘍に対する治療に匹敵する重要性があると考えられている。我々は脊椎転移に対する集学的治療に取り組み、その良好な成績を報告しているが、依然として局所制御できない脊椎転移によりQOLが損なわれる症例が後を絶たない。本研究では、脊椎転移に対する局所療法の成績向上のために、全く新しい治療体系の構築を目指す。

研究成果の概要

徐放化抗癌剤の作成、ラット骨転移モデルを用いた徐放化抗癌剤の効果確認の実験を行った。骨転移モデルラットに対して、徐放化抗癌剤を局所投与し、経時的に評価した。
徐放化抗癌剤は、全身投与群に比較して高い抗腫瘍効果を認める一方で、体重減少や腎機能障害といった副作用の軽減が認められた。
また、非金属脊椎インプラントの研究開発においては、有限要素法においてインプラントの強度試験を実施した。PEEK screwの放射線のartifactに関する実験は、予備実験を行っている段階である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

担がん患者は増え続ける一方であり、同時に脊椎転移により疼痛や麻痺症状のため、休職や退職を余儀なくされるケースが増えている。脊椎転移に対する新しい治療戦略は、単に担がん患者の治療だけではなく、少子高齢化を歩み続ける日本において労働人工の維持・向上に寄与するものと考える。

報告書

(3件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] GCIB照射がPEEK製椎弓根スクリューの引き抜き強度に与える影響2022

    • 著者名/発表者名
      角谷賢一朗 豊田紀章 長宗高樹 由留部崇 張鍾穎 垣内裕司 武岡由樹 神田裕太郎 辻本龍 宮崎邦彦 宮崎真吾 高田徹 土井田稔 黒田良祐
    • 学会等名
      脊椎脊髄病学会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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