研究課題/領域番号 |
20K09689
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
三澤 清 浜松医科大学, 医学部, 教授 (90334979)
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研究分担者 |
今井 篤志 浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (30794309)
望月 大極 浜松医科大学, 医学部附属病院, 助教 (40467246)
山口 裕貴 浜松医科大学, 医学部附属病院, 診療助教 (60837821)
石川 竜司 浜松医科大学, 医学部, 助教 (90436931)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | エピゲノム動態 / リキッドバイオプシー / リアルタイムモニター法 / 頭頸部癌 / 原発不明癌 / クロマチン動態 |
研究開始時の研究の概要 |
①5hmCのゲノム上の分布情報をTAB-Seq法によって調べる。②クロマチン動態に焦点をあてたエピゲノム状態を調べる。③リキッドバイオプシーによるリアルタイムモニタリング法を確立する。この3つの研究により、Epigenetic inactivationとactivationの両面からのアプローチによる頭頸部癌におけるエピゲノム機構の解明とリアルタイムモニター法の確立を目指す。頭頸部癌の新規治療法の確立、早期癌の発見につながるモニター法の開発を目指す。
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研究成果の概要 |
本研究では、Epigenetic inactivationとactivationの両面からのアプローチによる頭頸部癌におけるエピゲノム機構の解明とリアルタイムモニター法の確立を目指すことを目標としてきた。成果として、オピオイド受容体のメチル解析によって口腔癌におけるリキッドバイオプシーによるメチル化マーカーを見つけることができた。また、HPV関連中咽頭癌におけるエピゲノム動態を評価するために定期的に採血し検体を収集した。さらに、原発不明癌のリキッドバイオプシーによる原発部位の特定のための研究をすすめた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
再発・転移を有する進行頭頸部癌において、従来の抗癌剤・分子標的薬に加えて免疫チェックポイント阻害薬が加わったことで薬剤シーケンスの選択の幅が広がった。そのため、腫瘍再発などの病勢や化学療法の効果・予後予測を判定するバイオマーカーが求められている。今回、エピジェネティックな変化を計測することで病態・治療効果予測に関わるHPV関連・非関連頭頸部癌のバイオマーカーを確立を目指した。リキッドバイオプシーによるctDNA解析で、口腔癌、HPV関連中咽頭癌さらに原発不明癌症例の解析を行った。CT、MRI、PET-CTによる画像評価と違った精度での治療効果判定、再発病変の検出ができる可能性を示した。
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