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RNA結合タンパク質Quakingによる網膜初期発生の分子機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 20K09839
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56060:眼科学関連
研究機関立命館大学

研究代表者

森藤 暁  立命館大学, 薬学部, 助教 (20647234)

研究分担者 小池 千恵子  立命館大学, 薬学部, 教授 (80342723)
川村 晃久  立命館大学, 生命科学部, 教授 (90393199)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードマウス / 網膜 / 3次元網膜 / Quaking / コンディショナルノックアウト / マウスES細胞 / 3次元網膜分化法
研究開始時の研究の概要

RNA結合タンパク質Quaking(Qki)が、網膜前駆細胞とミュラーグリア細胞において強く発現しているが、網膜での機能は明らかになっていない。本研究では、ES細胞やiPS細胞といった多能性幹細胞からの3次元網膜分化法を網膜初期発生の迅速な遺伝子機能解析の実験系とすることで、網膜初期発生におけるQkiやQkiの標的遺伝子の役割を明らかにしたい。Qkiに着目した網膜初期発生の分子機構の解明により、網膜発生や分化の理解が深まることで、将来的に網膜分化系の改良など再生医療や創薬のための重要な基礎研究となることが期待される。

研究成果の概要

RNA結合タンパク質Quaking (Qki)の網膜における機能解析のため、本研究で、CRISPR/Cas9法により、Qki破壊ES細胞株を作出し、3次元網膜分化させたところ、Rx-GFP陽性の網膜前駆細胞が分化し、眼胞様構造が観察されたため、Qkiが網膜初期発生期に必須ではないことがわかった。また、個体レベルでの機能解析のため網膜特異的Qki コンディショナルノックアウトマウスを作製し、免疫染色による組織解析を行ったところ、Qkiを網膜特異的にノックアウトできていることがわかった。現在、さらに詳細な解析を行っている。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究でのRNA結合タンパク質Quakingに着目した網膜発生の個体レベルでの機能解析により、網膜発生や分化の理解が深まることで、将来的に網膜分化系の改良など再生医療や創薬のための重要な基礎研究となることが期待される。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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