研究課題/領域番号 |
20K11338
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 鹿屋体育大学 |
研究代表者 |
高橋 仁大 鹿屋体育大学, スポーツ・武道実践科学系, 教授 (50295284)
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研究分担者 |
村上 俊祐 鹿屋体育大学, スポーツ・武道実践科学系, 講師 (80835299)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ゲームパフォーマンス分析 / トラックマン / 打球スピード / 打球の回転数 / 打球の質 / 打球の評価 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、テニスにおける打球のスピードと回転数に注目し、これらの打球データがゲームにおけるラリーの展開にどのような影響を及ぼしているかについて明らかにすることを目的とする。 テニスのゲームにおいて、プレーヤーは様々な技術を駆使してプレーを展開する。一つのラリーの中で、その状況は一打毎に変化することから、プレーヤーは即座に状況を判断して自身の打球を選択する必要がある。本研究は、このような状況での各打球が、ラリーの展開にどのように影響しているかを明らかにすることを目指す。本研究により、テニスにおける打球の質がゲームでのプレーに与える影響を客観的に明らかにできることになる。
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研究成果の概要 |
本研究の目的はテニスのゲームにおける前後の打球の相互の関係性について,打球のスピードと回転数から明らかにすることである.本研究の結果から,サービスにおいてはINのサービスはFAULTとACEに比べて有意にスピードが遅くかつ回転数が多いことが明らかとなった.また1stサービスのスピードと回転数がポイント取得率に影響を与えており,その傾向はコースによって異なっていた.これらの結果に加えて,本研究全体の総括の一部として,これまでのテニスのゲームパフォーマンス分析についての研究レビューを行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
テニスの競技場面ではサービスからラリーが展開されることから,サービスの質がその後のラリーに影響を及ぼすと考えられている.本研究の結果から,サービスの質を示すと考えられるスピードと回転数がその後のラリーにどのように影響しているかについて,その一部に関する知見を明らかにすることができた.これらは今後のテニスのラリーに関するゲームパフォーマンス分析を行う上での指標となる結果であるとともに,テニスの指導現場に対しても活用可能な知見であるといえる.
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