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運動ストレスにおける上皮由来サイトカインの検討

研究課題

研究課題/領域番号 20K11400
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関愛知工業大学

研究代表者

今井 智子  愛知工業大学, 工学部, 准教授 (50613593)

研究分担者 渡部 厚一  筑波大学, 体育系, 教授 (30447247)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード上皮由来サイトカイン / アスリート / 運動トレーニング / 運動ストレス / 気道炎症 / 上皮サイトカイン / 気道上皮サイトカイン / 運動誘発喘息
研究開始時の研究の概要

本研究は、運動トレーニングが上皮由来サイトカインの産生を誘導し、気道炎症を導くか検討を行う。
アスリートは運動誘発喘息など呼吸器疾患の罹患率が高いことが知られている。その要因の一つは換気量増大に伴う過度な気道へのストレスが挙げられる。そこで、本検討は気道上皮細胞の刺激により産生される上皮由来サイトカインに着目し、運動ストレスとの関連を明らかにする。

研究成果の概要

気道上皮細胞に対する刺激や損傷により産生される上皮サイトカイン(IL-33,TSLP,IL-25)は自然リンパ球(ILC2)を介してアレルギー反応を引き起こすことが明らかになっている.一方,これらのサイトカインによる運動ストレスの応答,季節変動や経年変化に等の影響は明らかになっていない.本検討は高強度トレーニングを実施するアスリートに着目し,血中の上皮サイトカインの応答を検討した.その結果,IL-33,IL-25において経年変化が認められなかったこと,さらにIL-33では季節変動の影響を受けなかったことを確認した.

研究成果の学術的意義や社会的意義

上皮由来サイトカインは新たなアレルギーのメカニズムとして着目されているが,運動トレーニングにおける影響は明らかではない.ヒトを対象とし,上皮由来サイトカインの年間の変化や季節変動の影響を明らかにしたことは学術的に意義がある.また,本邦の約半数は何らかのアレルギーに罹患していると言われており,安全に運動を遂行する上でも運動ストレスと呼吸器との関連を明らかにすることは社会的意義があると考えられる.

報告書

(5件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2025-01-30  

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