研究課題/領域番号 |
20K11680
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60010:情報学基礎論関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
神山 直之 九州大学, マス・フォア・インダストリ研究所, 教授 (10548134)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 頂点被覆問題 / カーネル化 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究課題では,代表的な離散最適化問題の一つである頂点被覆問題とその拡張に対するカーネル化を扱う.頂点被覆問題に対するカーネル化を研究することにより,他の問題へ応用可能な基盤的手法の構築を目指す.具体的には「頂点被覆問題に対するカーネル化における最低次数に関する研究」「頂点被覆問題に対する近似カーネル化に関する研究」「d-Bounded-Degree Vertex Deletion Problemに対するカーネルの改良」といった課題を中心に研究を進める.
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研究成果の概要 |
本研究課題では、基本的な離散最適化問題の一つである頂点被覆問題とその拡張に対するカーネル化アルゴリズムに関する研究を行い、以下の成果を得た。まず一つ目の成果は、ある種の非巡回ハイパーグラフ上の最適化問題に対するアルゴリズムの拡張である。そして、二つ目の成果は、Matroid-constrained maximum vertex cover problem に関するある結果の改良である。そして、三つ目の結果は Component order connectivity problem を拡張した問題に対するカーネル化アルゴリズムの提案である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
頂点被覆問題は基本的な離散最適化問題の一つであるため、頂点被覆問題に対して開発された技術は、他の問題へ拡張されることが期待される。また、カーネル化の中心的なテーマの多くは理論的なものであるが、応用にも非常に近い分であり、その成果は理論的のみならず応用的にも重要な意味を持つことが期待される。
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