研究課題/領域番号 |
20K11792
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60060:情報ネットワーク関連
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
野林 大起 九州工業大学, 大学院工学研究院, 准教授 (40632906)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | IoT / 時空間データ / 情報流通基盤 / 車両ネットワーク / エッジネットワーク / IoT/CPS / 時空間データ滞留 / 時空間データ活用 / データ連携 / エッジコンピューティング |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、時空間データがユーザの生活空間に強く依存する点に着目し、その空間に存在する情報処理機器を用いて、時空間データの地産地消を促進する新しい情報基盤を構築することを目的とする。本研究課題では、高い移動性、計算処理能力、そして無線通信機器を搭載可能な車両と、ユーザに近い位置でデータ収集・分析を実現する Mobile Edge Computing (MEC) に着目し、車両ネットワークおよびMECを用いた時空間データ流通基盤の実現を目指す。
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研究成果の概要 |
本研究は、様々なデータの中には時間的・空間的にその発生位置に強く依存する時空間データがあることに着目し、車両ネットワークおよび Mobile Edge Computing (MEC) 技術を用いた時空間データ流通基盤の確立を目的とした。時空間データを効率的かつ効果的にユーザに提供するための時空間データ滞留システムに関する研究を実施し、ネットワークアーキテクチャの設計、送信制御手法の考案、シミュレーション及び実機を用いた実験による性能評価を実施し、その有効性及び実現可能性を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果であるデータ流通基盤を用いることにより、様々な場所で生成されるIoTデータの中でも、その場所・時間に深く依存する時空間データを、その場所に存在するユーザが利用可能となり、「データの地産地消」を実現可能となる。これにより、従来のインターネットにおけるデータの集中管理のための負荷分散だけではなく、特定のサービスに依存しない地域内でのデータ連携を促進可能となる。
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