研究課題/領域番号 |
20K11892
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61010:知覚情報処理関連
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研究機関 | 会津大学 |
研究代表者 |
愼 重弼 会津大学, コンピュータ理工学部, 教授 (40315677)
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研究分担者 |
安村 明 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 准教授 (60723468)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 発達障害 / 書字認識 / 機械学習 / 個別画情報 / 画間相互情報 / 学習障害 / ディープラーニング |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、これら発達障害を対象とした研究および書字識別システム開発の経験を活用し、書字のどのような特徴が発達障害の特異性と関連しているのかを明らかにすることで、新たに書字によって得られたデータから発達障害を自動識別することができるシステムを開発する。 本システムは、学校などにおける発達障害児のスクリーニング検査として非常に有用性の高いシステムとして用いることができる。
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研究成果の概要 |
発達障害は、障害者基本法によると、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)等を指す。LDとは、知的な能力の遅れがないにも関わらず読みの問題を抱えていたり、計算することが苦手であったりといった特徴がある。一方、ADHDは不注意、多動、衝動といった症状をもち、ASDはこだわりやコミュニケーションの問題といった行動上の問題を有するのが特徴的である。 これら発達障害では、字形バランスの悪さや筆圧の過度な強弱などの書字の特異性が示唆されている。しかし、それらの書字特徴から前述の3つの発達障害を見分けるためのシステムはこれまでに存在していない。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
発達障害の手書きの特異性を明確にすることにより、作成されたシステムを用いて、発達障害児を見分けることが高確率で可能になる。
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