研究課題/領域番号 |
20K11908
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61020:ヒューマンインタフェースおよびインタラクション関連
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研究機関 | 東北工業大学 |
研究代表者 |
井上 雅史 東北工業大学, 工学部, 准教授 (50390597)
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研究分担者 |
花田 里欧子 東京女子大学, 現代教養学部, 准教授 (10418585)
古山 宣洋 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (20333544)
入野 俊夫 和歌山大学, システム工学部, 教授 (20346331)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ノート / 対話 / オンライン / インタラクション / 非言語 / ロボット / 視線 / 講義 / まとめ返し / コーパス / マルチモーダル / カウンセリング / 面接 / メモ / 会話 |
研究開始時の研究の概要 |
面接中にノートを取ることは,聞き手に対する信頼感という点でインタラクションに影響を与えうる.本研究ではカウンセリング面接に着目する.ノートの存在が,セラピストに話を聞いてもらっているという感覚をクライエントにもたらすという,インタラクション的な機能を果たしている可能性がある.実際のカウンセリングに題材を取り,ノートの使用に上記の機能が認められるかを,話し手の発言をまとめ返す状況に着目して,実験的に確認する.
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研究成果の概要 |
本研究により,主に以下の知見を得ることができた.一つは,オンラインでの対話の際に,記録のために聞き手がノートを使用する状況において,聞き手自身のノート活用意識と,視線から得られる行動記録との間に,相関がみられることである.もう一つは,オンライン講義を受講する際のノートの利用は,講義内容に関するテストの成績向上につながり,かつ,ノートへの重点的な視線配分がその背景にあるということである.これらは,教示者と被教示者という非対称な関係性の中でのノート使用の性質の一端を明らかにするものである.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
あ
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