研究課題/領域番号 |
20K12092
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62030:学習支援システム関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
鈴木 右文 九州大学, 言語文化研究院, 教授 (90243873)
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研究分担者 |
木實 新一 九州大学, 基幹教育院, 教授 (70234804)
杉浦 謙介 東北大学, 国際文化研究科, 名誉教授 (40196712)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | e-learning / LMS / エディタ / 操作環境 / 教員の負担軽減 / 簡便性 / 省力型 / インターネット対応教育支援システム / 超簡易版テスト作成機能 / 教師の負担の大幅な軽減 / ネット授業 / 自動採点方式テスティングシステム / ユーザフレンドリーな操作環境 / 教師の負担の軽減化 / XMLエディタ / 教師の負担の軽減 / AIを駆使したデータ分析 |
研究開始時の研究の概要 |
e-Learningシステムは、数々の利点を持つが、これまで普及が遅れている。理由は、教材登載・テスト作成・成績評価といった授業を行う上で便利な機能の開発が不充分なこと、およびその操作性が複雑であるために、利用する教員の負担感が高いからであると考えられる。そこで、普及を目指した次世代型e-Learning教育環境の構築のため、使いやすい「XMLエディタ機能」「認証機 能」「出欠機能」「自動採点機能」「自動集計・分析機能」を備え、さらにPCに不慣れな教員にとっても快適な操作性を実現して、(例えばMoodleよりも)強力で簡便な次世代型教育用e-Learningシステムを研究開発する。
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研究成果の概要 |
コンピュータに不慣れな教員でも簡便に使用可能で、要する手順の少ないe-learningシステムを開発した。具体的には、LMSとしてまずユーザの認証機能、マルチメディアファイル選択機能を作成した。続いて自動出欠記録機能を開発した。またウェブ上のアンケート作成機能を開発した。さらにXMLエディタの直接編集でなく、テキストファイルのみの操作によるテスト作成機能を開発した。テストの自動採点機能も開発し、自動採点と教員による採点を混在可能とした。さらにこのシステムには参加者(学生、教員)のコミュニケーション機能も含まれている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
DXの時代において、デジタル技術を学習・教育で活用することを目的に、コンピュータやウェブに苦手意識を持つ教員でも活用できるよう、LMSをなるべく操作性のよいもの、わかりやすくて高機能なものに進化させていく必要があるが、そのため、従来のLMSに比べ、テキストベースで操作でき、二の足を踏ませるようなデジタルやウェブのバックグラウンドを見せないシステムを開発した。これを無償で使ってもらうことができれば、データの完全複製、素材の共有というデジタルの特長を生かし、多くの教育現場で、少ない手数で大きな効果を得ることができるようになる。
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