研究課題/領域番号 |
20K14212
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 京都教育大学 |
研究代表者 |
安達 知郎 京都教育大学, 大学院連合教職実践研究科, 准教授 (90710228)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | アサーショントレーニング / SNS / 大学生 / 自由記述 / カイ二乗検定 / 長所 / 短所 / SNSコミュニケーション |
研究開始時の研究の概要 |
大学生のコミュニケーションの場は、SNSとなりつつある。SNSで他者とコミュニケーションする際には、自他の気持ちを読み取る力、自らの感情を制御しそれを表出する力といった心的能力が必要とされる。 本研究の目的は、そのような心的能力をターゲットとしてきたアサーショントレーニング(AT)をSNSコミュニケーションに応用し、大学生のSNSコミュケーションに対するAT(AT for SNS)を開発することである。 プログラム開発に際して、開発前に大学生のSNSコミュニケーションの具体的な体験を明らかにし、その体験に沿った内容のプログラムを開発する、また、開発後はプログラムの効果を定量的に検証する。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は、大学生のSNSコミュニケーションを改善するための心理教育プログラムを開発することであった。特に本プログラムでは、コミュニケーションを支える心的能力を高めることに主眼を置いた。 大学生のSNSコミュニケーションの特徴を明らかにする基礎研究を行ったところ、女性はLINE利用時に他者の視点を気にしていること、Instagram利用時に非日常感が高まっていることなどが明らかになった。これらの結果を踏まえ、自己内対話、および、自分の気持ちを活用した他者の気持ちの理解を促進することに焦点を当てた、SNSコミュニケーション用の心理教育プログラムを開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果、大学生を対象としたSNSコミュニケーション改善のための心理教育プログラムが開発された。このプログラムの特徴は、各SNSコミュニケーション(LINE、Twitter、Instagram)の特徴についての基礎研究に基づいている点とコミュニケーションの背後にある心的能力(他者の気持ちを理解する力など)に焦点を当てている点である。 本研究で開発した心理教育プログラムは、コミュニケーションの背後にある心的能力に焦点を当てているため、SNSコミュニケーションだけでなく様々な場面でのコミュニケーションに応用可能であると考えられる。
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