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バラ交雑集団を用いた花序の分枝性の遺伝解析

研究課題

研究課題/領域番号 20K15517
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分39030:園芸科学関連
研究機関岐阜大学

研究代表者

落合 正樹  岐阜大学, 応用生物科学部, 助教 (80755827)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワード花序形態 / 花房 / 房咲き性 / DNAマーカー / 遺伝 / 房咲き / ノイバラ / Rosa multiflora / バラ / 花序 / 分枝性
研究開始時の研究の概要

本研究はバラにおける花序の分枝性に着目し、その原因遺伝子を探る研究である。花序の分枝性が高いノイバラと分枝性が低い園芸品種の交雑集団を用いて、花序の分枝性に関わる形態調査と原因遺伝子の探索を行う。加えて、既存の園芸品種群において、原因遺伝子配列の保存性と花序形態の関連を調査する。原因遺伝子の特定は、バラの園芸作物化における交配の歴史を明らかにするうえで重要であり、また、育種の効率化も期待される。

研究成果の概要

バラの園芸品種に花序の高分枝性をもたらしている原因遺伝子を明らかにすることを目的として、バラの交雑集団および既存の園芸品種群において、花序の分枝性の程度を形態学的に評価するとともに、花序の分枝性との関連が期待されるDNAマーカーとの相関を調査した。花序の分枝程度の評価指標として第一次分枝数が最も適しており、第一次分枝数は交雑集団での解析により量的な遺伝形質であることが確認できた。また着目したDNAマーカーのアレル数の定量を試みたところ、第一次分枝数とアレル数には正の相関があることが認められた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

バラの花序の分枝性の評価に適した指標を絞り込めたこと、DNAマーカーのアレル数の定量化に成功したこと、加えて、研究対象としたバラの交雑集団がそれらの関係性を評価する材料として適していると判断できたことは、花序の高分枝性の原因遺伝子の探索に関わる今後の研究の躍進に強くつながる。また、本成果を基に研究をより発展させることで、バラでのマーカー育種への活用が期待される。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2022 2021

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 倍数性育種により得られた4倍性ノイバラの形態的特徴2022

    • 著者名/発表者名
      落合正樹・丸山大輝・福井博一・山田邦夫
    • 学会等名
      国際植物増殖者会議日本支部第27回岐阜大会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] バラ交雑集団における花序の分枝性の遺伝とDNAマーカーの探索2021

    • 著者名/発表者名
      大橋真美・山田邦夫・落合正樹
    • 学会等名
      園芸学会令和3年度秋季大会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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