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種子休眠との関連性から紐解く、ナシの芽の自発休眠機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 20K15519
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分39030:園芸科学関連
研究機関鳥取大学

研究代表者

竹村 圭弘  鳥取大学, 農学部, 准教授 (70731545)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード休眠 / ナシ / 自発休眠
研究開始時の研究の概要

「芽と種子の低温要求性の遺伝様式」を明らかにするため、芽の低温要求量の多少が異なるF1系統群を用い、各個体の自殖ならびに正逆交雑によって得られる種子の低温要求性を評価する。また、「種子休眠の休眠深度に影響を及ぼす遺伝子を選抜」するため、種子休眠の深度が異なる個体を用いて比較トランスクリプトーム(RNA-Seq)解析を行う。さらに、「芽と種子の休眠制御に共通する遺伝子の選抜」ならびに「芽の休眠制御に関与する遺伝子を特定」するため、低温要求量の多少が異なるF1系統群の芽を用い、RNA-Seq解析によって選抜された候補遺伝子についての発現解析を行う。

研究成果の概要

低温処理前後のナシの種子を用いて比較トランスクリプトーム解析を実施した.解析の結果,1サンプル当たり約4.56Gb,約45,630,000リードのシーケンスデータを取得した.また,低温処理後に発現量が低下した遺伝子として,9-cis-epoxycarotenoid dioxygenase(NCED)遺伝子,ABSCISIC ACID-INSENSITIVE-5(ABI-5)遺伝子,DELLA protein GAI(GAI)遺伝子などが選抜された.

研究成果の学術的意義や社会的意義

種子の休眠深度をもとに低温要求量の少ないニホンナシ品種の早期選抜方法の確立が期待される。また、ナシで同定された遺伝子情報や確立される技術は他の落葉果樹でも育種や施設栽培へ応用されるなど、多くの波及効果が見込まれる。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023 2022

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 交配の組み合わせの違いがニホンナシの種子の低温感受性に及ぼす影響2023

    • 著者名/発表者名
      髙澤咲絵・冥加晟弥・竹村圭弘
    • 学会等名
      第11回 低温・氷温研究会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] ナシの種子と葉芽の休眠打破に要する低温要求性の関係と関連遺伝子の発現解析2022

    • 著者名/発表者名
      吉田卓司・北村睦季・田村文男・竹村圭弘
    • 学会等名
      園芸学会令和4年度秋季大会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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