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重炭酸イオンシグナルによるエキソサイトーシスの制御機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 20K16148
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分48040:医化学関連
研究機関順天堂大学

研究代表者

城 愛理 (渡辺愛理)  順天堂大学, 大学院医学研究科, 特任准教授 (40726197)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードエキソサイトーシス
研究開始時の研究の概要

生体内pHの重要な調節因子である重炭酸イオンは、近年、心・腎疾患への関与といった緩衝作用に留まらない未知の機能を持つことが示唆されている。申請者は重炭酸イオン刺激で細胞内シグナル伝達を引き起こす受容体を分子同定したのを受け、本研究で重炭酸イオンシグナルの細胞機能における役割を解明する。まず、内在性受容体を介した重炭酸イオンによるシグナル伝達を詳細に解析し、次にこのシグナル伝達が引き起こす細胞応答を、細胞外輸送(exocytosis)に着目して解明する。

研究成果の概要

近年、筋細胞が様々な生理活性因子(マイオカイン)を分泌することが知られてきた。筋細胞が分泌するマイオカインは、筋細胞自身のみでなく遠隔臓器に作用することがわかってきている。一方、老化によって細胞外分泌パターンが変わることも知られている。本研究では、重炭酸イオンが細胞内シグナル伝達や細胞外分泌に与える影響を解析し、さらに細胞老化が細胞外分泌に与える影響を解析した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

心臓や肝臓などの体内の各臓器は、それ自身だけでなく他の臓器にも影響を与えながら生体恒常性の維持に寄与している。本研究成果により、筋肉が遠隔臓器に与える影響やその加齢による変化についてのin vitroの基礎的治験が得られた。これらの成果を生体に応用することで、多臓器連関や老化による影響の解明に役立つと期待される。

報告書

(1件)
  • 2022 研究成果報告書 ( PDF )

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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