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メンデルランダム化解析を用いた多発性硬化症のリスク同定

研究課題

研究課題/領域番号 20K16600
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52020:神経内科学関連
研究機関大阪大学

研究代表者

小河 浩太郎  大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (80870500)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワードゲノムワイド関連解析 / メンデルランダム化解析 / 多発性硬化症
研究開始時の研究の概要

ゲノムワイド関連解析(GWAS)の広まりにより形質に有意な関連を持つ1塩基多型を操作変数として関連解析を行うメンデルランダム化解析が行われるようになっている。今回我々は多発性硬化症患者400名、健常者400名のGWASを実施する。次に、多発性硬化症のGWAS結果と、日本人における約60形質の大規模GWASデータを用いてメンデルランダム化解析を実施し、多発性硬化症発症の要因となる形質の網羅的な同定を行う。さらに欧米人GWASデータを用いて同様の解析を実施し、両人種間の多発性硬化症発症リスク因子を比較する。

研究成果の概要

日本人多発性硬化症605例、コントロール50,484例を対象に8,855,957 variantsについてゲノムワイド関連解析を実施した。最も強い関連を持つことが報告されているMHC領域にゲノムワイド水準を満たす関連領域を同定した。欧米人多発性硬化症のゲノムワイド関連解析結果とあわせてメタ解析を実施したが新規の関連領域は同定されなかった。日本人視神経脊髄炎225例のSNPタイピングデータを作成し、多発性硬化症と同じコントロール群を用いてゲノムワイド関連解析を実施した。既報のMHC領域に加えて、6番染色体に存在するCCR6にゲノムワイド水準を満たす新規関連領域を同定した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

日本人多発性硬化症、視神経脊髄炎における過去最大のゲノムワイド関連解析を実施した。多発性硬化症では欧米人同様MHC領域が最も強い関連を有し、人種を超えて同領域が疾患の発症に重要であることが示された。視神経脊髄炎については新規の疾患感受性遺伝子であるCCR6を同定した。CCR6はIL17産生T細胞に発現することが知られており、IL17産生T細胞と視神経脊髄炎発症との関連が示唆された。今回はコントロールサンプル重複の問題があり、既存のメンデルランダム化解析手法では形質と疾患の間で正確な因果関係の推定が困難であった。サンプル重複の補正が可能なメンデルランダム化解析手法の開発の必要性が示された。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2025-11-21  

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