研究課題/領域番号 |
20K17756
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55040:呼吸器外科学関連
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
柴野 智毅 自治医科大学, 医学部, 非常勤講師 (10648900)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | micrometastasis / dormancy / lung cancer / 微小転移 / 肺がん / 肺癌 / 転移 / 微小環境 |
研究開始時の研究の概要 |
肺癌が予後不良な癌腫とされる所以は転移能の高さにある。たとえ早期肺癌であっても約6割の症例で同定困難な微小転移が既に存在しており術後再発の原因となっている。肺癌の予後向上に微小転移の研究は必要不可欠であるが、未だ適切な実験モデルが存在しないため臨床応用に結びつく研究成果は得られていない。 我々はこれまでの研究でヒト肺がん細胞の微小転移モデルの作成に成功した。しかしながらマウスの微小転移は生体内および組織内での確認が困難でありさらなる実験に応用塩づらい。我々は従来法よりも検出力が高いAkaBLI、および組織透明化技術を用いてマウスの生体内および組織内での微小転移の可視化を目指す。
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研究成果の概要 |
早期肺癌ではある一定の割合で術前に診断不可能な微小転移が存在し、術後遠隔転移を起こすとされている。このような微小転移の診断・治療技術は肺癌の治療成績向上のためには必要不可欠であるが未だ適切なin vivoモデルが存在しないため研究は進んでいない。我々は従来法のLuciferaseよりも検出力の高いAkaBLIを用いたliving animalでのin vivo imaging、および組織透明化技術を用いた蛍光3D imagingを活用し微小転移の生体内および組織標本内での可視化モデルを作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々の作成した微小転移のin vivoモデルを治療や診断の研究に活用することで、さらなるがん治療の進歩が期待できる。
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