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軟組織シーリングインプラントアバットメントによる歯周組織再生

研究課題

研究課題/領域番号 20K18622
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57050:補綴系歯学関連
研究機関福岡歯科大学

研究代表者

柳 絢子 (佐藤絢子 / 佐藤 絢子)  福岡歯科大学, 口腔歯学部, 医員 (70803998)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワードインプラント / 細胞シート / アバットメント
研究開始時の研究の概要

歯科インプラントは自分の歯(天然歯)と同様に細菌感染であるインプラント周囲炎に罹患し、近年多くの報告が示されている。天然歯では歯肉の付着により細菌の侵入を防いでいるが、インプラントは、天然歯と比べると歯肉の付着が弱く、細菌が侵入しやすいと考えられている。インプラント周囲の感染防御には歯肉の付着を獲得し、軟組織のシーリングが必要と考える。本研究では、インプラントの基本構造であるアバットメントに歯肉の接着を誘導し、インプラント周囲組織の再生を行う。

研究成果の概要

歯科インプラントは、天然歯と比べると接着能や防御能が歯周組織よりも弱く、細菌が侵入しやすいと考えられている。インプラントを周囲からの感染から守るに歯肉の防御力を高める必要がある。本研究では、細胞シート培養法を応用した歯肉由来上皮細胞細胞シートおよび口唇由来線維芽細胞シートを用いてインプラント周囲の歯周組織組織の再生を試みた。また、インプラント周囲の調和のとれた組織を獲得するためにDFAT細胞を用いた骨再生誘導を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は細胞シートを応用した歯肉由来上皮細胞細胞および口唇由来線維芽細胞による軟組織再生とDFAT細胞を用いた骨再生により軟組織および硬組織を含めた歯周組織の再生を検討した。これらの再生によりインプラント周囲の生体を模倣した周囲組織の再生の可能性が示された。

報告書

(3件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Three-dimensional spheroids of dedifferentiated fat cells enhance bone regeneration.2021

    • 著者名/発表者名
      Yanagi T, Kajiya H, Fujisaki S, Maeshiba M, Yanagi-S A, Yamamoto-M N, Kakura K, Kido H, Ohno J,
    • 雑誌名

      Regan There

      巻: 18 ページ: 472-479

    • DOI

      10.1016/j.reth.2021.10.004

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2023-01-30  

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