研究課題/領域番号 |
20K18705
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
林 雄一郎 横浜市立大学, 医学研究科, 客員研究員 (80806464)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | Oral cancer / 口腔癌 / 動注化学放射線療法 / 扁平上皮癌 / 唾液腺癌 / 動注化学療法 |
研究開始時の研究の概要 |
口腔扁平上皮癌に対して行われる動注化学放射線療法は進行症例や高齢者にも高い治療効果を示す一方で、治療抵抗性を有する症例や再発症例も存在する。従って動注化学放射線療法施行前に治療効果を予測し、治療の反応性や再発の有無を正確に判定できる手法の登場が望まれている。本研究の目的は、「病理組織像」と「血液cell free RNA」に注目し、治療効果判定と再発早期検出システムを構築することである。
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研究成果の概要 |
口腔癌の治療法は外科的切除が第一選択であり、早期癌の場合は根治も見込める。しかし病変部を大きく切除する場合、術後の摂食嚥下障害や審美性の低下が問題となる。また進行癌の場合は手術後に再発や転移を認める症例も少なくない。 口腔癌に対して行われる動注化学放射線療法(動注)は進行症例や高齢者にも高い治療効果を示す一方、治療抵抗性を示す症例や再発症例も存在する。従って動注の治療反応性を判定する手法の開発が望まれている。本研究の目的は病理組織像や血液cell free RNAに注目し、治療効果判定システムを構築することである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超高齢社会において、口腔癌の罹患率、死亡率は増加傾向にある。口腔癌の標準治療は外科的切除であるが、術後の機能・整容の温存が問題となる。近年は全身化学療法の開発も進み広く利用されているが、有害事象の発生を伴うことも多い。我々は、非手術療法として動注の開発とその有用性の検討を行ってきた。病変を切除せずに進行癌に対して高い治療効果が期待できることを報告している一方で、再発症例や治療効果が乏しい症例も存在する。 本研究は、動注施行前後の病理組織学的な検討や治療反応性を判定するシステムの開発を目指した。本研究成果は、より効果的で安全に動注を行う基盤構築へつながる。
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