研究課題/領域番号 |
20K18752
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57070:成長および発育系歯学関連
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
間邊 安寿雅 東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 医員 (70846807)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 睡眠時無呼吸症候群 / 小児OSA / MRI / 上気道 / 小児 |
研究開始時の研究の概要 |
近年、低酸素状態という環境がおよぼす様々な影響が注目されている。中でも睡眠中に低 酸素状態をくりかえす閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)は成人だけでなく、小児にも発生する。 しかし、小児OSAは成人と同じ方法でスクリーニングを実施できず、潜在的な小児OSAが見逃されている。本研究では矯正歯科が培ってきた顎顔面形態の定量的評価法に加え、上気道の軟組織の定量的評価法を組み合わせ、今まで困難であった 簡便で効率的に潜在する小児OSAについて包括的かつ定量的な評価を行い、小児OSAのスクリーニング法を確立することを研究の全体構想として掲げ、多因子疾患である小児OSAについて影響度の高い因子を明らかにする。
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研究成果の概要 |
近年、低酸素状態という環境がおよぼす様々な影響が注目されている。中でも睡眠中に低酸素状態をくりかえす閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)は成人だけでなく、小児にも発生する。しかし、成人と同じ方法でスクリーニングを実施できない小児において簡便かつ効率的に潜在する小児OSAを発見することは難しい。そこで、「簡便かつ効率的に潜在する小児OSAを探索するためのスクリーニング法を確立する」ことを研究の全体構想として掲げ、本研究では、顎顔面形態や気道の軟組織構造などを定量的に評価し、多因子疾患である小児OSAについて影響度の高い因子を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
成人OSAで用いられるスクリーニング法を実施できない小児について、簡便かつ効率的に潜在する小児OSAを探索するためのスクリーニング法を確立する」ことで、より多くの潜在する小児OSAの患者が医科と歯科が連携した適切な治療を、適切な時期に受けられる環境を整えることである。また、多因子疾患である小児OSAの病因を同一個体において同一条件で調査することにより、病因の影響度を明らかにしようとした。
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