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英語母語話者の調音と音象徴を伝達するVR技術を基盤とした音声訓練法の設計

研究課題

研究課題/領域番号 20K19936
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分62030:学習支援システム関連
研究機関九州大学 (2022)
東京大学 (2020-2021)

研究代表者

福嶋 政期  九州大学, システム情報科学研究院, 准教授 (30761861)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワードバーチャルリアリティ / 学習支援 / 第二言語習得 / 語学学習 / 学習支援システム / VR / 実演 / 音声合成 / シャドーイング / 音象徴 / フォント
研究開始時の研究の概要

音読などの音声訓練において、英語母語話者の声と顔を学習者のものに変換する技術を検討する。そのためにVR環境で自身の正しい発話を繰り返し視聴することで正しい調音に導く。また、英単語の学習において、単語と画像などの非言語情報の連合記憶を形成することは重要である。ここでは、単語の音や文字に、その意味や印象を埋め込む共感覚的な言語表示法を検討する。そのために、単語の意味や印象をフォントで再現する。

研究成果の概要

英語学習者が正しい調音や言語感覚を学ぶために、英語母語話者の音声や顔を学習者のものに変換して提示する調音学習システムを検討した。また、英語の言語感覚を理解するために、バーチャル空間で身体や道具を使うことで単語の意味を再現しながら学習するシステムを検討した。前者は、英語母語話者の音声を学習者の音声に変換する技術開発およびシャドーイング学習への適用可能性について検証した。後者は英語の言語感覚を理解するために、バーチャル空間で身体や道具を使うことで単語の意味を再現しながら学習するシステムを実装・評価するとともに、バーチャル環境のオブジェクトから学習可能な他動詞を生成することに取り組んだ。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では特にバーチャルリアリティ技術を使って英語の学習手法をデザインし直すことに取り組み、その学習効果として記憶の再生テストを使った評価を行った。今後HMDなどのバーチャルリアリティ技術が日常のあらゆる場面で利用されることを想定し、どのような手法で人の学習支援に利用できるかを実機を使いながら評価したことが本研究の学術的貢献である。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023 2021

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] IVRにおけるユーザーの動作に基づく学習語彙の生成手法に関する基礎検討2023

    • 著者名/発表者名
      阪本啓悟, 福嶋政期
    • 学会等名
      信学技報, vol. 122, no. 440, MVE2022-57, pp. 50-55, 2023年3月.
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 英単語学習時の実演効果を誘発するVRアプリケーションのデザイン ~ 背景描画の効果 ~2021

    • 著者名/発表者名
      宮澤要二, 福嶋政期, ハウタサーリ アリ, 苗村 健
    • 学会等名
      信学技報, vol. 121, no. 221, MVE2021-29, pp. 19-24
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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