研究課題/領域番号 |
20K19941
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分62030:学習支援システム関連
|
研究機関 | 玉川大学 |
研究代表者 |
田中 昂文 玉川大学, 工学部, 講師 (30851274)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | プログラミング教育 / モデリング教育 / 学習ログ / 学習分析 / デジタル教科書 / モデリング / ソフトウェア工学教育 / プログラミング学習 / プログラミング / 電子教科書 / モデリング学習 / 統合開発環境 |
研究開始時の研究の概要 |
優れたソフトウェア開発者の育成には,知識と実践力の両輪を習得させることがが欠かせません.本研究では,学習者が使用するデジタル教科書と各種開発環境を統合し,学習活動のログを横断的に分析することで,知識習得と実践の経験が互いに与える影響を明らかにします.また,学習者の特徴に合わせて,より効果的,効率的な学習内容や学習方法を提供するシステムを開発します.
|
研究成果の概要 |
本研究は,モデリングおよびプログラミングを行う開発環境とデジタル教科書を統合し,各部における学習者の活動ログを統一的に蓄積,分析可能な学習基盤を開発し,資料閲覧を中心とした基礎知識の習得に関する学習活動と実践的な技能習得の過程が相互に及ぼす影響を明らかにすることを主たる目的として実施した.開発した学習基盤を活用し,ペアモデリング演習の効果を向上させる支援手法を開発することができた.また,プログラミング演習において個々の学習者に適した問題選択を支援する手法や,解答に先だって復習すべき項目を提示する手法と,それらを実装したシステムを開発することができた.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,デジタル教科書とモデリングおよびプログラミングの統合学習基盤を開発することにより,ソフトウェア工学教育の改善に寄与する.学習者の活動を詳細に分析する基盤を開発したことで,個別最適な学習支援を可能にする.さらに,基礎知識と実践的技能の習得が相互に影響し合う過程を明らかにすることで,学習者にとって優先度の高い学習項目および学習活動を推薦を可能にし.効率的な学習活動の実現に寄与する.
|