研究課題/領域番号 |
20K20283
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補助金の研究課題番号 |
17H06198 (2017-2019)
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 (2020) 補助金 (2017-2019) |
研究分野 |
代数学、幾何学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
日比 孝之 大阪大学, 大学院情報科学研究科, 名誉教授 (80181113)
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研究分担者 |
高木 達也 大阪大学, 大学院薬学研究科, 特任教授 (80144517)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
25,350千円 (直接経費: 19,500千円、間接経費: 5,850千円)
2021年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2020年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2019年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2018年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 代数計算 / 数値計算 / 医薬品候補化合物 / 分子記述子 / 最尤推定 / グレブナー基底 |
研究開始時の研究の概要 |
日進月歩の計算機の性能の向上、計算ソフトの改良は、計算を必須とする数理科学の進歩に貢献する。しかしながら、今後の計算の劇的な発展は、代数計算の飛躍的な進化に懸かっている。代数計算と数値計算は、効率性と正確性において、長所と短所がある。両者の長所を融合させることが研究の成否の鍵となる。現状では、数値計算の専門家は代数計算を非現実的と軽視し、代数計算の専門家は理論的な側面への関心が強く、協働作業が欠落しており、ここに秘宝が埋蔵されている。本挑戦的研究は、斬新な代数計算と既存の数値計算との独創的な融合理論を開拓し、医薬品候補化合物の副作用発症確率を予測する数理モデルの創造に貢献する。
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研究成果の概要 |
日進月歩の計算機の性能の向上、計算ソフトの改良は、計算を必須とする数理科学の進歩に貢献する。しかしながら、今後の計算の劇的な発展は、代数計算の飛躍的な進化に懸かっている。代数計算と数値計算は、効率性と正確性において、長所と短所がある。両者の長所を融合させることが研究の成否の鍵となる。現状では、数値計算の専門家は代数計算を非現実的と軽視し、代数計算の専門家は理論的な側面への関心が強く、協働作業が欠落しており、ここに秘宝が埋蔵されている。本挑戦的研究は、斬新な代数計算と既存の数値計算との独創的な融合理論を開拓し、医薬品候補化合物の副作用発症確率を予測する数理モデルの創造に挑戦した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
COVID-19 の流行に関連し、薬学と経済の観点から数理モデルを創ることに挑戦した。薬剤経済学の観点から探究するならば(1)PCR、抗体検査に必要な経費、(2)感染率、重症化率、死亡率、接触率、(3)人工呼吸器など、治療に必要な経費、等の情報が必要であるが、(2)と(3)などは未確定な要素である。おのおのの未知数がどのような値の場合、どのような治療デザイン(たとえば、「検査を絞って重症者のみを収容する」、「徹底的に検査し、陽性者、免疫獲得者を割り出し、 陽性者を囲い込む」など)が経済的に有効か、あるいは、死者数を少なくするのに有効かなどのシミュレーションを探究した。
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