研究課題/領域番号 |
20K20403
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補助金の研究課題番号 |
18H05398 (2018-2019)
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 (2020) 補助金 (2018-2019) |
審査区分 |
中区分90:人間医工学およびその関連分野
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
竹内 俊文 神戸大学, 産官学連携本部, 特命教授 (70179612)
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研究分担者 |
北山 雄己哉 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (40649745)
赤坂 浩亮 神戸大学, 医学部附属病院, 特命助教 (20707161)
松本 有 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80548553)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
26,000千円 (直接経費: 20,000千円、間接経費: 6,000千円)
2021年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2020年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2019年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 分子インプリンティング / ドラッグデリバリーシステム / プロテインコロナ / ナノキャリア / ステルス性 / ナノ粒子 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では分子インプリンティングを基盤技術とし、分子インプリントナノゲルが投与後その場で、様々な内在性タンパク質を活用してプロテインコロナを制御することで、望みの機能を発現・制御できることを実証し、ナノメディシンのための機能性ナノキャリアとしての可能性を確かなものにすると同時に、ステルス化のための表面修飾なしに生体内動態を制御できる全く新しい概念のナノ材料を提案する。
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研究成果の概要 |
分子インプリンティング法を利用してナノ材料に分子認識能を付与することで、世界に先駆けてin vivoプロテインコロナ制御を達成し、内在性タンパク質の結合によりステルス性を獲得するナノ粒子MIP-NPsの開発に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
内在性タンパク質を認識する分子インプリントポリマーナノ粒子(MIP-NPs)が、血中投与後、血管内で、内在性タンパク質で形成されるプロテインコロナを制御することで、ステルス性を発現することを見出した。ステルス化のための事前の表面修飾なしに生体内動態を制御できる全く新しい概念のDDSナノキャリアとしての可能性を示し、革新的なナノメディシンの基盤技術となることが明らかとなり、学術的な意義は高く、産業的にも新たな技術革新の波及効果が期待される。
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