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超精度画像解析法を利用したスパースモデリングによる超圧縮次世代符号化技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K21830
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分62:応用情報学およびその関連分野
研究機関富山大学

研究代表者

廣林 茂樹  富山大学, 学術研究部工学系, 教授 (40272950)

研究期間 (年度) 2020-07-30 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
キーワード信号処理
研究開始時の研究の概要

申請者が発明した極限的な周波数分解能を有する信号解析技術 NHA (Non-Harmonic Analysis)を使って、画像符号化技術に組み込むためのソフトウェア技術を開発する。NHAは、計測信号を最も正確に解析する方法で、これまでの周波数分析法に比べ10万~100億倍以上の精度の向上があり、従来法では可視化できない僅かな変化もとらえることができる。本研究では、特に画像情報を、より少ないスペクトルを表現できる可能性に着目し、符号化効率を大幅に改善する計算技術を確立する。

研究成果の概要

NHA(Non Harmonic Analysis)は,従来の手法に比べ10万~100億倍以上の精度を持った,計測信号の解析手法の一つであり,これまでは検出不可能であった僅かな変化をも感知することが可能である.また,解析窓長の影響を受けないという特徴も持つ.2D-NHAを用いて,画像の周波数解析を行えば,少ないスペクトル本数で詳細な画像表現が可能であると考え,画像ノイズ除去への応用を研究した.

研究成果の学術的意義や社会的意義

NHAによる高精度信号解析をBM3Dに利用することで,類似パッチの収集精度を改善し,ノイズ除去性能の向上が見込めると考え,NHA位相差補正を用いたパッチ予測によるBM3D改良手法を提案した.従来のBM3Dによる類似パッチ探索アルゴリズムだけではパッチの収集精度に限界があるため,注目パッチと位相の異なるパッチを補正し,誤差の少ない類似パッチを再構成することで,さらなるノイズ除去性能の向上を目指した.

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-08-03   更新日: 2024-01-30  

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