研究課題/領域番号 |
20K21912
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分90:人間医工学およびその関連分野
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研究機関 | 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛 |
研究代表者 |
宮崎 裕美 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 防衛医学研究センター 医療工学研究部門, 講師 (30531636)
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研究分担者 |
角井 泰之 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 防衛医学研究センター 生体情報・治療システム研究部門, 助教 (30806451)
佐藤 俊一 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 防衛医学研究センター 生体情報・治療システム研究部門, 教授 (90502906)
齋藤 大蔵 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 防衛医学研究センター 外傷研究部門, 教授 (90531632)
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研究期間 (年度) |
2020-07-30 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 再生医療 / 三次元培養皮膚 / 脈管構造 / 移植 / バリア機能 / 皮膚付属器 / 三次元組織 / 皮膚 / 付属器 |
研究開始時の研究の概要 |
申請者らは、細胞外マトリックス成分で細胞表面を被覆し立体的な組織を構築する技術を基に、血管網を備えた表皮/真皮一体型の複合型培養皮膚を構築し、マウス皮膚欠損モデルにおいて良好な皮膚再建に成功した。本研究では、この技術をさらに発展させ、幹細胞あるいはiPS細胞由来の皮膚付属器前駆細胞など複数種類の細胞ソースを組み合わせることによって、機能および整容面において重要な皮膚付属器を有し正常皮膚に類似した培養皮膚の構築を目指す。
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研究成果の概要 |
細胞外マトリクス成分を細胞表面に薄膜形成することによって細胞の自己組織化を促す培養法を用いて、微小血管内皮細胞とリンパ管内皮細胞を共培養し作製したヒト培養皮膚は、移植後の生着が良好であることが示された。一方で本培養系は、汗腺構造体の構築に必要な微小環境を再現していない可能性があり、今後更なる検証が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
毛細血管やリンパ管の脈管系や汗腺を含有した移植用のヒト培養皮膚を構築することができれば、皮膚の再生医療のみならず、医薬品候補化合物などの安全性や薬物動態など信頼性が高い評価デバイスの実現にもつながることが期待される。
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