研究課題/領域番号 |
20K22326
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0202:物性物理学、プラズマ学、原子力工学、地球資源工学、エネルギー学およびその関連分野
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
石須 慶一 東京工業大学, 理学院, 研究員 (80880054)
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研究期間 (年度) |
2020-09-11 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 電磁探査 / 4Dイメージング / 地下流体 / モニタリング / 逆解析 / 比抵抗 / 時空間変化 / 物理探査 |
研究開始時の研究の概要 |
地熱流体・石油・地下水等の地下流体の空間分布を理解することは,地球資源を利用する様々な分野で重要である。近年,地熱増産システムや核廃棄物地層処分への注目から,地下流体の三次元空間分布(3D)に加えて,時間変化を含んだ4D イメージングが必要とされている。本研究では,流体の分布を非破壊で算出できる電磁探査法に着目し,地下流体の時空間分布を解明する。
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研究成果の概要 |
地熱増産システムや火山噴火予知への注目から,地下流体の三次元空間分布に加えて,その空間分布の時間変化を解明できる技術が必要とされている。本研究では電磁探査法モニタリングを用いた非破壊で地下流体の時空間分布を解明できる技術を開発した。具体的には,電磁探査モニタリングデータから地下比抵抗構造の時空間変化を推定できる数値解析技術(4Dイメージング技術:3D空間+1D時間軸)の開発を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した電磁探査法による4Dイメージング技術では,地表の観測から地下流体の時空間分布を把握できる。本技術は,様々な地下流体へ適用可能であるため,地熱増産システムなどの資源分野のみならず,マグマ水蒸気噴火予知などの防災分野,核廃棄物地層処分などの環境分野にも貢献できる。また,本技術は,非破壊で地下流体の時空間分布を調査できるため,既存の地下掘削を用いた技術に比べて低コストである。
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