研究課題/領域番号 |
20K22959
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0905:恒常性維持器官の外科学およびその関連分野
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
高山 勝平 京都府立医科大学, 医学部附属病院, 専攻医 (50883162)
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研究期間 (年度) |
2020-09-11 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 先天性横隔膜ヘルニア / エクソソーム / 間葉系幹細胞 / 横隔膜ヘルニア |
研究開始時の研究の概要 |
hAMSCを培養する事で、培養上清内に含まれるMSC由来EVsの抽出を行い、妊娠ウサギに開腹手術を行い作成したウサギCDH胎仔モデルに対し、TOを行った上にMSC由来EVsを投与する。肺成熟効果は肺体重比、形態学的/組織学的変化、生化学的変化について比較検討する事で評価する。
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研究成果の概要 |
先天性横隔膜ヘルニア(CDH)は、新規治療開発を最終目標に、中動物(ウサギ)を用い既に臨床応用されているTracheal occlusion (TO)を行った上で、MSC由来EVs投与を投与した際の治療効果について研究を行う予定であった。静脈麻酔下でウサギ胎児に対するTOは、成功率の安定化が得られた。一方、MSCの実験では、以前より使用経験のあるラット肺芽を用い、エクソソーム抽出前にMSCの持つ直接作用、paracrine作用の効果の違いを確認する事にしたが、肺芽表面積および分岐数において有意差を認めず、エクソソーム抽出まで進む事ができなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
CDHの胎児治療において、TOは生存率は49%と救命率はまだ低く、新規胎児治療開発が急務である。今回の実験では、MSCの持つ直接作用、paracrine作用の効果の違いについては有意差は認めなかったものの、肺成熟効果を保つ事は確実であり、今後の新規治療法開発に向けて期待のできる細胞ソースであると思われた。
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