研究課題/領域番号 |
20KK0047
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
藤井 浩樹 岡山大学, 教育学域, 教授 (30274038)
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研究分担者 |
市瀬 智紀 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (30282148)
大安 喜一 東京医療保健大学, 未登録, 特任教授 (50789576)
柴川 弘子 岡山大学, 教育学域, 特任助教 (50875375)
KHALIFATULLOH FIELARDH 岡山大学, 教育学域, 特任助教 (20963705)
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研究期間 (年度) |
2020-10-27 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2023年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2022年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2021年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 気候変動教育 / 教師教育 / アジア / ESD |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、アジア(中国、インド、インドネシア、日本、カザフスタン、マレーシア、モンゴル、フィリピン、タイの9か国)のESD(持続可能な開発のための教育)の研究教育拠点が連携し、世界初の国際標準である「気候変動教育の教師教育プログラムのアジア・フレームワーク」とその普及ガイドを開発することである。本研究の意義は、(1)フレームワークを世界初の国際標準として開発すること(創造性)、(2)日本とアジア諸国との共同研究によって開発し、アジアから世界に発信すること(学術的独創性)、(3)フレームワークの普及ガイドも作成し、気候変動教育の教師教育をアジアで広く普及させること(同前)である。
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研究成果の概要 |
本研究では、アジア(中国、インド、インドネシア、日本、カザフスタン、マレーシア、モンゴル、フィリピン及びタイの9か国)のESD(持続可能な開発のための教育)の研究教育拠点が連携し、世界初の国際標準である「気候行動のための教師教育のアジア・フレームワーク(Asian Framework of Teacher Education for Climate Action)」とその普及ガイドを開発・作成した。そのために、(1)気候変動教育を実践する教師に求められるコンピテンシーの明確化、(2)各拠点での教師教育プログラムの開発・実践・評価、(3)フレームワークとその普及ガイドの開発・作成を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果の学術的意義は、気候変動教育の教師教育プログラムのフレームワークを、世界初の国際標準として開発したことである。また、研究成果の社会的意義は、第1に、フレームワークを日本とアジア諸国との共同研究によって開発し、アジアから世界に向けて発信したことである。第2に、フレームワークを提示するだけにとどまらず、その効果的普及のためのガイドを作成し、そしてアジア諸国の教師教育機関、ユネスコの地域総括事務所や国内委員会に周知し協力しながら、気候変動教育の教師教育をアジアで広く普及させる道筋をつけたことである。
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