研究課題/領域番号 |
21221005
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ナノ構造科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
田中 信夫 名古屋大学, エコトピア科学研究所, 教授 (40126876)
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研究分担者 |
竹田 美和 (武田 美和) 名古屋大学, 工学研究科, 名誉教授 (20111932)
浅野 秀文 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (50262853)
齋藤 晃 名古屋大学, エコトピア科学研究所, 准教授 (50292280)
桑原 真人 名古屋大学, エコトピア科学研究所, 助教 (50377933)
中西 彊 名古屋大学, 理学(系)研究科(研究院), 名誉教授 (40022735)
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研究期間 (年度) |
2009-05-11 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
208,260千円 (直接経費: 160,200千円、間接経費: 48,060千円)
2013年度: 14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
2012年度: 18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2011年度: 48,750千円 (直接経費: 37,500千円、間接経費: 11,250千円)
2010年度: 89,310千円 (直接経費: 68,700千円、間接経費: 20,610千円)
2009年度: 37,180千円 (直接経費: 28,600千円、間接経費: 8,580千円)
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キーワード | 電子顕微鏡 / スピンエレクトロニクス / 量子ビーム |
研究概要 |
世界で初めてスピン偏極電子線を用いたスピン-パルスTEM(SP-TEM)を実現させた。SP-TEMはビームエネルギー30keVにおいて、偏極度90%、輝度10-7A/cm2.sr以上、空間分解能1.6nm以下、エネルギー分散幅240meV以下を実現しており、これによるTEM像や回折図形の取得に成功した。またピコ秒パルス電子線生成も実現しており、時間・空間・スピンの5次元情報を得ることを可能とした。狭いエネルギー線幅、高い干渉性と高いスピン偏極度を同時に実現した透過電子顕微鏡は他に類を見ない装置であり、本性能は今後、分析装置として新たな物理の解明に役立つと思われる。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A-
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