研究課題/領域番号 |
21256005
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 総合地球環境学研究所 |
研究代表者 |
奥宮 清人 総合地球環境学研究所, 研究部, 准教授 (20253346)
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研究分担者 |
松林 公蔵 京都大学, 東南アジア研究所, 教授 (70190494)
葛原 茂樹 鈴鹿医療科学大学, 保健衛生学部医療福祉学科, 教授 (70111383)
小久保 康昌 三重大学, 医学(系)医学科(研究院), 講師 (60263000)
和田 泰三 京都大学, 東南アジア研究所, 特任准教授 (90378646)
大崎 康史 高知大学, 人文社会科学部門, 助教 (20294829)
瀬口 春道 神戸女子大学, 健康福祉学部, 教授 (90030866)
冨本 秀和 三重大学, 医学(系)医学科(研究院), 教授 (80324648)
山内 太郎 北海道大学, 医学部保健科学研究院, 准教授 (70345049)
E.GARCIA delSaz 高知大学, 人文社会・教育科学系, 助教 (10294828)
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連携研究者 |
大西 秀之 同志社女子大学, 現代社会学部, 准教授 (60414033)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
47,840千円 (直接経費: 36,800千円、間接経費: 11,040千円)
2012年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
2011年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
2010年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
2009年度: 16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
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キーワード | 神経変性疾 / パーキンソン症候 / 運動ニューロン疾患 / 筋萎縮性側索硬化症 / パーキンソン症候群 / 西ニューギニア地域 |
研究概要 |
パプアの神経難病の症例を縦断的に診察した。1、運動ニューロン疾患29人、そのうち下位運動ニューロン疾患2人、筋萎縮性側索硬化症(probable-definite ALS:17人,possible ALS:10人、そのうち認知症を合併する筋萎縮性側索硬化症3人であった。2、パーキンソニズムとALSの合併例が13人(そのうち、認知症を合併する者5人)、3、パーキンソン症候群が19人(そのうち、認知症を合併する者1人)、4、Poliomyeloradiculitis2人、5、Doparesponsive dystonia1人の合計64人であった。以上より、西ニューギニア地域の神経難病は、現在も多発しており、また、パーキンソニズムと運動ニューロン疾患と認知症のさまざまな組み合わせの臨床型を示し、個人内で経過中にパーキンソニズムにALSの合併の進展を認めたり、家族内発症をみたことより、紀伊やグアムの神経難病と類似の病態である可能性が高くなった。上記64症例のうち、特に特徴的な症例として、probable-definite ALS、ALSとパーキンソニズム合併例、認知症の合併例をとりあげると、33症例を認めた。
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